白ねこ係長♂の日記                 ~姑・小姑✱ママさんパパさん子供達の日常

白ねこ係長♂の日記                 ~姑・小姑✱ママさんパパさん子供達の日常

飼い猫の係長♂7歳から見た
パパ(45)ママ(45)沙織(高2)誠(中2)姑初音(73)
の日常を綴ります。

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ばーちゃんの話はいつも長い上にシツコイ。

そして
何度も何度も同じ話を繰り返す。


その上 
主語がない事が多く、自分しか知らない人の事を
みんなも知っているテイで話し始めるので
チンプンカンプンだ。


そんな定番の話のひとつに
姑にいびられて苦労した話がある(-_-;)

「昔は姑の言う事はどんな事でも逆らえなかったものよ。
 今はホントいい時代よね~」

「私の頃は水道が無くて 近所の井戸に貰い水するんだけど
お腹が大きい時は辛かったわ。
今は ホントいい時代よね~」

どんな話にも
 「ホントいい時代よね~」
がもれなく付いて


最後は
「私は姑で苦労したから、嫁には意地悪しないって決めてるの」

で締めくくる。


そして
ママさんは引きつった笑顔で
「ほほほっ!」

と大きめの声で笑う。

<俺っちはいたたまれなくなって、リビングを後にするにゃー



ばーちゃんは73歳だけど年の割には元気な方だと思う。

自転車にシューシューと乗ってあちこちに出かけるし
階段を上る足取りも軽やかだ。

背筋もピンとしていて、
自分と同年代の腰の曲がった婆ちゃんに

「若いわね~」と言われると
この上ないいい笑顔で

「そんなことないわよ~もう年よ~」

と嬉しそうな顔をするので
何でだか憎らしくさえ思ったりする🐱



 この間
パパさんが酔っぱらって どこぞのじーさまを連れて来た。

年の頃なら75歳位でウチのばーちゃんと同じ位か。
このじーさま、なかなかの男前でちょい悪風。


いつもならとっくに寝ているばーちゃんもひょっこり出て来て
みんなの話に加わっていた。


お酒の入った ちょい悪じいさまが ばーちゃんに

「品のあるお母様だ、おいくつですか?」
と尋ねた。

ばーちゃんは満面の笑みを浮かべて
「幾つだと思います?」
と掟破りの質問返し。


すると
じいさまはヘラヘラしながら
「85歳ぐらいかな わっはは」と言い放った。

<ナイスじいさま!!>

ジョークのつもりだったんだろうが
残念ながらばーちゃんには通じず

「くそジジイ、85なわけないだろうが!」

とでも言いたそうな顔で部屋へ退散。

<俺っちからしたら73歳も85歳もそんなに変わらんが、
     何故か 胸のつかえが下りた夜でした>


俺っちが思うに
パパさんはマザコンではないと思う。


ばーちゃんは 年を取ってきて海馬が弱ってきたせいか
同じ話を何百回もする。

そんな時パパさんは優しく聞いてあげることなく

「ばーちゃん、その話もう聞いた、耳にタコ~」
なんて茶化して

気持ちよく話してるばーちゃんの話をぶった切ったり、

「~なんだろ、知ってるし~」
と結末を言ってしまったりするから。


その他も、結構辛辣なことを言ったりするんだけど
それ、本当はママさんにとって良くないんだよな。


この間、娘の美香おばさんが来ていた時
ばーちゃんがこぼしてたけど、


「あの子は、単純で嫁の尻に敷かれっぱなしでしょ、
昔からさ。

何だかんだ私に言うのも 結局 嫁に言わされてる訳よね。

嫁の腹の中が分るってものよね」

ってとんでもない とばっちりだよ~。

ママさんはそんな事、一言も言ってないのに。

ただ
「パパはいちいち お義母さんの話にチャチャ入れないの。
ちょっとボケちゃってると思えば、我慢できるでしょ、もう」

って言ってただけだよ。


高校生の沙織ちゃんは 
ばーちゃんとそりが合わない。

俺っちが思うに 
人間ウオッチングが趣味の沙織ちゃんは

ばーちゃんとママさんは
表面上は上手く繕っているが

水面下では激しいジャブを打ち合っているのを
察知していると思われ、

ママ大好きっ子だけに
知らず知らずのうちに
ばーちゃんに苦手意識を持っているのかも知れない。

ママの敵は私の敵 って感じ。


この間も 沙織ちゃんのプリンだと知っていて
食べちゃった ばーちゃんは謝るどころか


「おばあちゃんは年で もうすぐ死んじゃうんだから。
 あんたは若いんだから 
 これからいくらでも食べれるでしょ」

って逆切れしたもんだから 
白目むいちゃってたっけな( ̄ー ̄;

そんで その後ママさんと二人で

「ばーちゃんは最低100年は生きる」

と話して憂さ晴らし。


<猫の世界でも 死ぬ死ぬっていう奴に限って
       なかなか死なない>
     
       これホント




ママさんの実家はお隣の県にある。

ママさんの両親は長男夫婦と暮らしているが、
去年 ママの父ちゃんが糖尿病になってからは


月に2度ほど 車で里帰りをするようになった。


今日はその里帰りの日で、
ママさんは朝から家の用事をフルスピードで
片付けていた。


ママさんは出かける時、ばーちゃんに
行き先を告げない。

ばーちゃんは日ごろからそれが気に入らなくて、

「どこに行ってるんだか」

といつも不満そうに呟いている。


でも、ママさんが里帰りする時は様子で分るみたいで
今日はママさんに嫌味を言っていた。


「あのね、家を出た小姑がね、
ちょこちょこ実家に顔を出すものじゃないんだよ。

お嫁さんだって嫌なものだよ、考えてあげないと。
もう、実家はお嫁さんのものなんだから」


返事をしないママから心の声が聞こえて来た

<それ、 週3位で来る  あなたの娘さんに
                 ぜひ言ってやって下さい>







高校生の沙織ちゃんは
最近長電話が半端ない。

ラインの無料電話を使って夜中まで
ヒソヒソと恋ばなに花が咲いている。

この間のは笑ったな。

思わず耳だけそっちに向いちゃったよ。

同級生の女子とのやり取りらしく
どこぞの男子が沙織ちゃんに気があるとの
会話に花が咲いてた。


「隆が~?! マジ、ありえないよ。
 え~ムリムリ」

「だって、あいつ長男じゃん。
しかも、妹2人だよ、無い無い。

姑と同居で小姑2人なんて死ねってか?!

あたしの理想はさー。
孤児の人。

えっ?工事じゃないよ。
身寄りのない孤・児の人。

親兄弟、親戚付き合いも無し。最高やね!」


<隆も結婚するつもりは まだ無いだろうよ

       …… 早くねろ…>






ばーちゃんを観察していると面白い。

今日は一日昼寝と昨日から決めていたけど
気が変わって、ばーちゃんを観察する日にした。

ついて回る俺っちに

「お前さんは本当に私が好きなんだね~」

とお門違いの事を言っていたが
俺っちは一向に気にしない。


ばーちゃんがリビングに行くと
今日は日曜日でみんなが揃っていた。

食事に出かけようと相談をしていたらしく
パパさんが ばーちゃんに

「ばーちゃん たまには寿司でも食いに行こうか」

と声かけた。

ばーちゃんは

「今日は何だか胃の調子が悪くて、
私はゆっくりしてるから みんなで出かけておいで。
冷蔵庫にあるもんで適当にやっとくから」

とニコニコ返事していた。

みんなが出かけて少し経つと、

「よいしょっと」 と腰を上げて受話器をとって
美香おばさんに電話をかけた。


「美香かい。
うーん、別に用事は無いけど一人だからさ。

え?みんな?
家族水入らずで お寿司だとさ。
あたしの事なんて お構いなしで出かけて行ったよ。

バーさんなんて いない方が楽しいらしいよ」

<??なんで そーなるの??>


ばーちゃんを仲間はずれにしていると
不憫に思った美香さんは

またママさんの事を少し嫌いになったに違いない。




ママさんがちょっと前から 謎の湿疹で悩んでいた。

水膨れの様な湿疹が 
かゆみと共に現れては消えるを

一日に何回か繰り返しているようで
気が付くとボリボリやってた(^_^;)


この間病院に行ってみたらしいが

ストレス性じんましんと診断されたようだ(  ゚ ▽ ゚ ;)


それを聞いたみんなは

「沙織や誠が世話をかけるからじゃないのか」

「パパが甘えてばっかりだからじゃないの、
シッカリしなよ」

「おばあちゃん、
美香おばさん来すぎでない?!」

「子供も自分の事は自分でやらなきゃよ」


とそれぞれが好きなことを言いながら

ママさんがお風呂に入っている隙に
リビングで家族会議を始めてた。


取り合えず
みんなママに負担をかけない様にして
お手伝いを頑張ろうと

ありふれた話で終わってたけど。

あれ以来
「あ~何だか かゆくなっちゃった」

とママが小声で言うたびに
みんなは自分から
動くようになって随分と家の感じも変わったな。


でも俺っちは聞いちゃったよ

今朝ママさんの所にスリスリしたら
俺っちを抱き上げ ニヤッと笑って

「フッ、これ しばらく使えそーじゃない、係長」


<ママさん、悪代官みたいな顔してたよ>



今日は雨模様でムシムシして嫌な天気。

そんな中 小姑の美香さんは
息子の健太を送りがてら
また我が家にやって来た。


美香さんも姑のとよさんと同居しているのだが

とよさんは末の弟の嫁 千恵美さんを 
たいそう可愛がっていて

美香さんは姑の事は勿論、
調子のいい弟の嫁も大嫌いらしい。

「千恵美の奴ホント腹立つ!
あたしの留守にコソコソ上がり込んでさ。
きっと私が出かけたのを見計らって
お母さんが呼んだんだよ、あれ。

お義母さ~んお加減いかがですか~。

なんて猫なで声出しちゃって、腹立つわーむかっ
面倒見てるのはこっちだってーの!」



なんて ばーちゃんに愚痴こぼしてたな。

それを受けたばーちゃんは

「そうよね。一緒に住んでくれてる長男の嫁に
感謝の気持ちを忘れてどうすんのよ、ねえ」 
って・・


<ばーちゃん・・俺っち
     その言葉 ママさんに聞かせてあげたいよ>




今日は沙織ちゃんの部屋で寝る事にした。

沙織ちゃんは長い事スマホをいじっていたが
突然 俺っちを引き寄せて

「係長~聞いてよ、ホント頭来る!」
と声を掛けて来た。

「お母さん、勝手に私のスケジュール帳を見てさ、
その上それをリビングのカレンダーに書き写してるんだよ!
アホなの?!」


どうやらママさんは忘れん坊の沙織ちゃんをサポート
するつもりで予定を把握しようとしているようだ。


さっきリビングで
プライバシーの侵害だと怒りまくる沙織ちゃんに
ママさんは悪びれる様子もなく

「だって、
この間も開校記念日に学校行っちゃってたじゃない。
大事な事忘れてそうで怖いんだもん」

と言い放っていたな。



<ウ~ン、勝手にスケジュール帳のぞくのもどうかと思うけど
 開校記念日に学校に行っちゃうのもな・・・・・>