ココサポ・プログラム 講師の青木です。

子どものころにいろいろな理由で、子どもらしく振るまうことができなかった人たちがいます。

例えば、家族の誰かが病気だったり、障がいを持っていることで母親がその世話で精一杯だったり、家族の仲が悪かったり(夫婦間、嫁姑)、母親自身が病気だったり・・・。

こんな環境の中で、子どもたちが生きていくために身につけたサバイバル法は

一言で言うと

無邪気な子どもであってはいけない
という感じでしょうか。

このような子どもたちはとても「いい子」です。

苦労している親の役に立つことで、優秀でいることで、とにかく目立たず迷惑をかけないことで、おどけた仕草や可愛らしさで周りを和ませること・・・
方法はいろいろですが、サバイバルをしているのです。

とても優秀で、世話好きで、可愛らしく、魅力的で、親に面倒をかけない「いい子」たちですから、「何が問題なの?」と思われるかもしれません。
ところが、簡単に表現すると、「ある日、心の中の子どもの反乱が始まる」ことが起こるのです。

例えば、不登校の一つの原因であることも。
ある日突然学校に行けなくなる。でもどんなに学校の様子を調べても原因はわからない。いじめられている訳でもない。今の親に問題があるように見えない。

何故でしょう?

この「いい子の息切れ」とか呼ばれている現象は、カウンセラーとして見ると、実は「グッド・ニュース」に思えます。
なぜかというと、苦労している親に絶対にこれ以上の苦労をかけまいとして、今まで子どもらしい欲求を封印してきた彼らが、
「もうそろそろ、僕達のわがままを言っても許される(大丈夫)かな?」と本能的に感じて出してきている現象かもしれないからです。

つまり、家自体の危機状態は去り、親にも余裕が出てきている証拠だからです。子どもたちは親が大変な状態の時は絶対にわがままは言いません。親に力があると子どもが認めていると言い換えることもできます。不登校の親に私は「喜んでください!あなたは子どもからこの親なら大丈夫だと認めてもらった証拠ですよ。」といつも言っています。
彼らには休息が必要です。そして静かに見守る親の暖かい眼差しがあれば満たされた時に、必ず外へ出て行きます。

親にあと必要なのは子どもの力を信じて待つ「忍耐力」でけですね。 先日、その忍耐をやりきって「無事子どもが復学した。」と、嬉しい報告がありました。

お母さんが偉かったと思います。もちろんこれですべてが、万々歳ではありません。次回はこの次に起こりうることなど、具体的な方法を書きます。
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・自分では思いもよらないことが頻繁に起きる
・本意ではない困難が繰り返される
・脱出したいのに抜けられない状況になる
・対人関係でのトラブル

に関しては、本人でさえ分かっていない肯定的意図が、サインを出していることが多々あります。
ココサポ・プログラム では、この肯定的意図をじっくり探し当てていく作業をするワークショップも行います。何かはっきりとした原因が分からない漠然とした「つらさ」「困難さ」「悲しさ」「いらだち」に対しても、肯定的意図が深く関与していることがあります。

ココサポ・プログラム では、ご自身の問題に焦点を当てながら、NLPのスキルを学ぶことができます。
ココサポ・プログラム  ベーシック第17期は、
4月9日(土曜日)から隔週~【全6回】
スタートします。

・NLPを学んでみたい方
・明確な目標をお持ちの方
・ご自身の思いを確認したい方
・子育て/家族の悩み(問題)を解決したい方
・仕事のストレスを減らしたい方
・自己肯定感を取り戻したいとお考えの方

おススメです!!