「あなたが男だったらね…」 | 京都・知足庵 人材育成コンサルタントが綴る『人生を豊かにする』999の実践BLOG

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「人生を豊かにする」とは?  
「自分をまるごと愛すること。自分の人生を楽しむこと」

「あなたが男の子だったらねぇ…。」

なんて言葉を幼子に呟いたとしたら、子どもの心には何が残るか?


これを呟く大人は間違いなく相手(幼子)を傷つけるつもりなどないだろう。

ふとそう呟きたくなる何かがあって、その何かはどうしようも無さを伴っていて、思わず吐き出した“ため息”のようなものだったかもしれない。

だけど…
言われた側と言うか、聞いた側は自分の存在否定のように聞こえる。

幼子は、笑って否せるほど人生を知らない。

とは言え、その言葉に対して、すぐに泣き出したり、怒りだしたりするわけではないので、誰もその言葉の重みをそのときには気づかない。

長年かけてじわじわと「存在否定」がしみこんでしまうからこわい。


言う言葉に気をつけましょう!
それだけが言いたいのではなく、無意識にポロリと言ってしまうかもしれないことを含めて、愛しい我が子をしっかりと抱きしめること。

目を見て話すこと。

ちゃんと話を聴くこと。

これをしていたら、ポロリと出た無意識の呟きに生涯かけて心傷め続けることはない。