昼前に起きた二人


彼「ピザでもとるー?」


私「そだねー」


気のない返事。


服だけ着替えて、まだメイクもしないで過ごす。


どこにも出掛けないなら、まだメイクはいっかー


完全にやる気ゼロ


そんな私を察してか


彼「どこか行きたいとこある?」


このタイミングで聞く?


それ、泊まりに来る前に聞く質問じゃない?


私「急な質問~(笑)」


なーんにも調べてこなかった私も悪い?


いやでも、調べて勝手に期待しちゃうのも違うしな。。。


彼「本当はこころちゃん来たら昨日行きたいとこがあったんだよね~

遅くなっちゃったからやめちゃったけど、お風呂行かない?気になってたとこがあってさ。

朝風呂デート!」


行きたいところあったのー?と嬉しくなったちょろい私。


私「メイクもしてないし、行きたい!」


彼「じゃあ決まり!荷物僕が持つから必要なものだけ準備して。タオルも貸してあげる。」


急にお出掛け先決定


彼「電車で行くと遠回りだから、レンタルの電動キックボードでいくよ!」


と。都会はハイテク!


すぐにアプリで登録。彼に乗り方をレクチャーしてもらい、早速出発。


電動のキックボードに感動して、楽しくて何かのアトラクションみたい。


彼がナビを見ながら先を走ってくれるので必死についていく


ちゃんとついてきてるか何度も振り返って、信号の度に大丈夫?とか聞いてくれるのが嬉しくて


前を走ってる彼を見ながら


なんか青春じゃん(笑)って一人でニヤニヤ


寝起きのテンションと大違いで、大はしゃぎの私でした