心屋仁之助 「生きる」 誕生秘話
(「魔法のうたⅣ 生きる」に収録)
まだ聞いたことのない方は、こちらから。
私が、初めて「生きる」を聞いたのは、
2017年2月8日 日本武道館での公演直前に行われた
「月夜の独演会〜京都〜」(1/23)での、リハーサルの時でした。
あまりに素敵な歌で、リハの時から感動!!
「絶対、武道館でも歌いましょう!!!」
と、急遽武道館のセットリストに加えた曲です。
この曲は、今年のお正月に、心屋さんと奥様で、
奥様の座禅の師匠にお会いした際に
その方の淡々と、ひょうひょうと生きておられる姿を見て
「こんな風に静かに生きていけたらいいな」と思い、作った曲だそうです。
ご夫婦で新年のご挨拶に伺った際のその清々しい空気感が伝わってくるような
澄んだメロディが印象的ですね。
さて、場面は戻って、1/26の京都での月夜の独演会には、
武道館のスタッフの一部も見学に来ていました。
その方と2階の席からライブを見ていたのですが、
「なんかすごい曲だね。」と一言。
その方は音大を出ていらっしゃる方なのですが、
「この部分なんかさ〜、ピアノの転調が意外で驚きのメロディ。
心屋さん独特の世界観なんだよね〜。」と。
正直、転調とかよくわからなかったけど、
言いたいことはなんとなく受け取れた気がして
「そうですね」と答えていた(笑)
その方は、「お〜!」とか「へ〜〜〜」とか言いながら、
「生きる」のメロディをとても楽しそうに眺めていました。
そんな初お披露目でした。
余談ですが、、、、
心屋さんの奥さまが「生きる」を聞いたとき
「全然こんな風に生きれてないよね」とおっしゃったそう(笑)
夫婦の会話は、その一方のみが言っているときは
実は、違う言い方をしたのに、そういう意味に受け取っていただけかもしれないので、ホントのところはわかりませんが。(笑)