9割の人が外見で見る「見た目いのち」はホント / メラビアンの法則 | 心を和らげる相談室 HEART

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暗く、独り孤独に病と闘っている方、明日は一緒に光の射しこむ明るい場所へ行きましょう ”ゆっくり、焦らず、精一杯に” 本来の自分を一緒に取り戻しましょう。 一歩、踏み出す勇気を持ってください。

 

 

 

メラビアンの法則

 

心理学者のアルバート・メラビアンは、

コミュニケーション理論においてさまざまな実験を行い

あることを発見した。

 

それは、

 

人は9割方、見た目で判断するということである。

 

具体的なコミュニケーションの内容よりも、

 見た目の視覚情報が5割以上を占め、 

次が口調などの聴覚情報が4割を占めるのだという。

つまり、

9割が視覚と聴覚の情報であり、

コミュニケーションの内容はたったの7%

1割以下しか認識していないという事が解ったのである。

 

この「9割見た目」というコミュニケーションの法則を

「メラビアンの法則」と言う。

 

 

どんなに説得力のある言葉を持っていても、

服装や表情、スタイルがよくなければ5割減、

話し方や発音がよくなければ4割もイメージダウンするのである。

 

「見かけなんか関係ない。」

中身だけで勝負しようという人は、

たった1割の説得力で勝負しなければならないので、

大変、損をしているのだ。

 

服装は原則、小綺麗にして。

表情は、いつも明るく振舞う事を忘れてはならない。

 

尊大な態度は止め、相手を敬い、

真摯な態度で接することも忘れてはいけない。

 

口調は、ハツラツとして、大きな声で話すように心がける。

 

 

これだけで、

内容の説得力を付ける以上に効果的なのである。

 

これは、新人採用の際にも大事なことだと言えるだろう。

 

人としての才能だけでなく、美男美女であることもひとつの才能であると

認識して考えるべきだし、

元気がよく闊達で声が大きい、

印象が柔らかいということも、

接客応対が業務の一部にある仕事である場合は重要視しなければならない。

 

 

 

身なりや表情が5割、口調が4割。

とにかく見栄えが大事。

 

 

 

と、唱えたのはアルバート・メラビアンだけであり

多くの心理学者はコミュニケーション能力を上げることに重点を置いている

メラビアンの法則を真っ向否定する訳ではないが、

ただ、それだけで「全てにおいて好印象を与える」には不十分であると考える。

 

見た目9割と言うが、口調や態度などは、

コミュニケーション能力に大きく関連付けされるので、

メラビアンの見た目9割と言う表現には、

表情・口調などがあげられている点を踏まえると、

パッと見の第一印象だけのことだけではないと考えて良いであろう。

 

見た目、口調、態度・表情がトータル的に調和された時に初めて、

その人の人柄が映し出されると考える。

見た目だけで判断しても中身が調和されていなければ、

反対に見かけ倒しで終わってしまうだろう。

 

 

 

でなければ、他の心理学者との辻褄が合わなくなってきます。

 

 

見た目も大切ですよ! と、

いう程度に何処かに残しておけばいい考え方でいいと思います。

 

 

 

では、今日はここで失礼します。

 

 

 

 

 

心を和らげる相談室 HEART     代表     杉野 茂広