私達の命は言うまでもなく永遠に続くわけではありません。でも、健康な時、私はそのことを忘れていました。
私達は誰一人同じ人はいないけれど、唯一共通していることは皆やがて死ぬということ。終わりの時を本当に意識できた時、生き方が変わるのだと思うのです。
あなたがそう長くない未来の何年何月何日までしか生きられないとしたら…今ここでこの瞬間に何を得たいですか?私はほしいものが少し変わりました。(そのことに関してはまたいつか書きます。)そのことを自分に問いかけ続けた一ヶ月であり、その答えが見えてきた時間でもありました。
下の写真の時計のように、自分に残されうる時を一度逆から眺めてみて下さい。
死とはよりよく生きる為、覚悟を持って生きる為の、神さまからの最高のギフトなのだと病を宣告されて、ようやくわかりました。天から大量の水を掛けられ、目が醒める思いでもありましたが。
だからこそ生きるとは奇跡の連続であると思うのです。
お陰様で手術を無事に終え感謝の気持ちでいっぱいです。6時間を超える手術でした。継続していたお仕事も直前まで打診して頂いた新しいお仕事も全て断わり白紙にしました。
仕事がない日々、入院しているので家事や子育てがない日々は違和感だらけでしたが、10代から全速力でアクセルを踏み続けて来た私には必要な時間なのだと思います。
主人にも、1ヶ月程会っていない子ども達にも、友人にも、お世話になった沢山の方々にも、次会う時には初めましてという気持ちです。新たな自分の誕生で、新たな一章の幕開けです。命のある限り共に生きていきます。
そして十分に療養してお医者様から許可を頂けたら、自分の持っている力を社会に生かしていく日がまた来ることを願っています。
皆さまもどうかご自愛下さい。ご自分をいつも大切になさって下さいね。私の拙いブログをいつも訪れて下さり有難うございます。この場をお借りして御礼申し上げます。お一人お一人が心も体も健やかでいられますよう心より祈念申し上げつつ…。
感謝を込めて
Lara
プロフェッショナルコーチ
英語コーチ・講師
心理カウンセラー
