私は今しがた、目覚めました。
本当の私が何者かわかったんです。
ある出来事がきっかけで、今しがた大切な人と沢山話しました。心の琴線に触れて沢山流れた涙、溢れてくる気持ち、全身のあたたかい感覚いつまでも覚えていたいと思います。
これを読み進めて下さるときに、
羊をご自分の大切な人、
愛する人に置き換えて
読んでみて下さい。
迷ってなどいられない。
私には愛する人がいるのです。
今後は我如何なる時も惑わず、
迷わずで行きます。
私は羊飼いになる。そして羊が迷わないようにしっかり寄り添います。
大地にしっかり根をはって揺るがず動じず
軽やかに、笑顔で生きて行きます!←そう決めるだけ。
本当にそう決めるだけだった。
世界は自分が創っている。
自分の心が創っている。
愛と安心が「ある」世界に自分でいつでも
変えられる。
そこで羊飼いとして、いつも愛と安心が循環するように、「見守ろう」!
羊たちが、安心して、いつも大切にされていること、守られていることを実感できるように、私は私の役目を果たしていこう。
どんな時も目を離すのはよそう。
地味な仕事である。
隣の芝生がよく見えることもある。
だけど、それが私のしたいこと。
私の使命。どんな時も共に生きる。
晴れの日、雨の日、雪の日も。
時に羊と一緒に大草原を思いっきり走って、時に羊たちと笑いながら歌を歌って、時に羊たちとゆるゆるゆったり休憩して
同じ時空を生きよう。
しっかり味わおう。味わい尽くそう。羊の温もり、もくもくした毛並み、匂い、可愛い眼差しや体型、全身で感じよう。
目をつむっても残像が残るくらいにしっかりみよう。
羊が一人前に立派に育ったら、羊飼いとしては本望です。これ以上何を臨みましょう。きっと、いや、絶対に幸せな生涯だったと思うでしょう。
だから、私は今日、迷える子羊の自分を捨て去り、羊飼いに生まれ変わりました。
子羊として、沢山いろんなことを味わい尽くしました。自分中心でした。もうお腹いっぱい、胸いっぱい、もういいです。
これからは、何があっても、なくとも、なくなっても、大地にしっかり立ち、根を張って、揺るぎない存在、頼られる存在、愛する存在、愛を与える存在(尽くすのでなく、与える)として、羊たちを守り、育み、寄り添いながら、安心、安全な時や空間、すなわち、世界を創造していきます。
そこには安全、安心、優しさ、ぬくもりのある世界があることでしょう。愛と豊かさが限りなく広がってゆく世界が私には見えます。
くじけそうになっても大丈夫。今さっきしたように、羊にそっと近づいて、胸に耳を当ててみよう。ドクっ、ドクっ、ドクっという心臓の鼓動を聞けば、生かされていることの奇跡におののき、再び何度でも生まれ変われるはずだから。さあ、羊飼いとして生き直す第二の人生の始まり始まり…。