映画とランチと写真展と | 私の大好き!手織りとがま口ライフ

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北の国から心を込めてお届けします。 
~がま口作家 yumeiro

大きな行事もすんでホッとした気持ちの中で


でも少し疲れもあったので


何日か睡眠を十分取り快復したところで(笑)


昨日は友人と久し振りに映画を観てきました。




そのあとはランチを食べて、お互いの近況を話しながらゆっくりとおしゃべりを。




友人も帰宅時間は気にしなくて良いので


福島の警戒区域に残されている動物たちの写真展に付きあってくれました。






私の好きなもの♪セカンド



最初に行ったのは、駅横にある紀伊国屋書店札幌本店の2Fで展示されている


元報道カメラマンの太田康介さん
が撮られた写真展。




昨年も別の場所で行われていたのを見に行ったのですが


今回は前回よりも規模も小さく、無人でした。


パネル展示のほかに二冊の出版されている写真集


『のこされた動物たち』と『待ち続ける動物たち』の本が並んでいるだけでした。




とても静かな空間のなかにも、何かピーンと張り詰めた


そんな空気が流れているような。。。




物言えぬ動物たちの哀しげな瞳に友人も胸が詰まっていたようです。




ここは昨日が最終日でした。




それからもう一か所は地下歩行空間で『パウパディソレイユ
』さんの写真展です。






私の好きなもの♪セカンド




ここにも昨年足を運びました。その時は一日だけの展示でしたが


今回は3日間。嬉しい。


たくさんの方たちに見てほしいです。




ここではまた色々とお話をさせていただきました。




毎週のように現地に足を運んでいるボラさんたちのご苦労。


それはそれはたくさんの方たちがいらっしゃいます。




私もブログやツイッターを通して、離れているこの場所から


辛いお話や嬉しいご報告を読みながら一喜一憂しています。




そしていつも思うことは


ただただ動物が好きで、無償で餌を配り続け、保護し、里親さんを探し


怪我をしている子には治療をして、これ以上不幸な子を増やさないための避妊手術のための


努力をされ・・・




日々、変化して行く活動のなかで


心が折れそうになったり、たくさんの不安の中で


それでも一度見た悲惨な光景を忘れられずに


生きている命の重みを誰よりも強く感じて


行動に移されていることの勇気にただただ感謝するしかない私です。




どなたのブログを読んでも、必要な物資や支援は足りてはいないのです。


できることならみんなの所へ支援ができたらどんなに良いだろう。




でもね、それはやっぱり宝くじが当たらない限り無理だから


ささやかでも決まったボラさんたちへ細々でも長いご支援ができたら良いなと思います。




昨年のあの日から、初めて知った事。。。いっぱいありました。




この年になってもまだまだあるんですよね。


知らなかったこと、気にも留めていなかったこと。そして目をそらしてきたこと。




今回の警戒区域の動物保護を知って行く中で


自分たちの住む街の中でも、放射能はなくても


人間の勝手で消えて行く命がたくさんあることも


あらためて目を向けるきっかけになったように思います。







   誰かのせいにすれば容易いことを

        自分のせいにして立ち上がろ­う



このフレーズが心に響きました。