離婚前後のパニックだったあの頃。

元夫への執着心が強かった。


不倫が発覚→1回目の裏切り

水面下発覚→2回目の裏切り

2回目水面下→3回目の裏切り

もう無理だと思い、離婚となった。

上記の事は全て半年以内に起きたこと。


不倫発覚後の結婚生活を

【吊り橋】と喩えるならば、

二人で渡りきれるかもしれないけど、

いつも足元がユラユラしていて怖い。

(元)夫から突き落とされる可能性もあるので、

常に注意を払いながら、

渡り続けなければならない。


今なら、吊り橋を放棄して
一人で新しい橋を渡る選択もできる。

さて、どうする私?

という状況が離婚直前。

そして、
新しい橋を渡る選択をしました。


離婚直後は、愛情なのか、

未練なのか、執着なのか、

元夫への気持ちが残った。


今なら分かるが、それは執着心だった。


執着心の正体は、

長年積み上げてきた夫婦の実績を

いきなり手放す怖さだった。


それは愛着のあった結婚生活だったから、

手放す未練もあった。


これは、長年の仕事のキャリアを

手放す怖さにも似ている。

長年積み上げてきたものには愛着があるし、

手放したその先は、

どうなるか分からないから怖い。

しかも一人で進まなければならないなんて、

めちゃくちゃ怖いでしょー。


結婚生活を手放す寂しさと怖さが、

その場に留まっていたい気持ちとなり、

夫への愛が深いのだと勘違いし、

執着していたのでした。


離婚した夫と会うことは

もう無いだろうという気持ちも、

寂しさ(執着心)を倍増させていたのかも。



今は寂しいという気持ちが無い。

執着心も全く無い。


それは、時間が解決してくれました。


新しい橋が安全で快適だという事も分かり、

執着心する気持ちはフェイドアウトしていきました。


『悲哀』の気持ちは、無くなったものの、

元夫を思い出せば(思い出す事は少ないけど)

3回も裏切られた事に腹が立つし、

そんな情けない自分にも腹が立つ。

まだ『怒』の気持ちが残っている。


そのうち、

思い出しても何とも思わなくなる日がくるのか...

何年掛かるか分からないけど、

無感情になる日が来ますように。