単純作業に祈りをこめる | あるがまま今を生きてみる。

単純作業に祈りをこめる

急にこの言葉がふっと心に浮かんだ。


かなり前に読んだ確か本田健さんの本に書いてあった一文だと記憶している。


僕は祈りとか神とかそんな言葉がきらいだった。
人生とは誰かにお願いするものではなく自分で切り開くものだと思っていたし祈ったり神さまとか言ったりする人間は弱い人間だと思っていたからだ。


昔の自分からみれば今の自分は全く弱い人間になってしまったのかもしれないが、昔見えなかったものはだいぶ見えるようになってきた。


少し話がよこにそれたが


僕たちの生活を見回してっみると
家の中であれ、仕事場であれ
単純作業といわれる繰り返し作業はとても多い。


たとえ営業のような仕事であってもだ。
仕事の内容や生活を観察してみるとよくわかる。


僕は単純作業は効率よく早くやるべきだだと思っていて
どう早く作業を終わるかを考えて行っていた。


でもこの言葉を聞いたときから
少し違うような気持ちになった。


同じ何かを作るにしても
使う人の顔を思い浮かべたり
手にしている材料がどこからここにやってきて
どこに向かって流れていくのか創造し、その出会いに感謝したり


その作業に自分の心からの想い
祈りを込めて出来上がっていく事柄は


効率よく素早く出来上がっていくものとやはり違う感じがする。


工場で作られた商品と手作りの商品の暖かみの違いなども
思いや祈りが込められているから洗われる違いかもしれないと思う。


家での料理や
掃除、洗濯そんなことだって祈りを込めて行えば
楽しくもあるし
仕上がりも当然かわってくるのかなぁ


ふとそんな事が頭によぎった


単純作業だけでなく
色んなことに心を込めて
祈りを込めてやってみたい。


あなたの命に出会えてありがとう。