こんにちは。
今日は、私が初めて飼った犬のお話。
今年も八月が来ました。
今から14年前の八月に、
父は交通事故であの世に逝ってしまいました。
あまりの突然の出来事に、
誰もが、しばらく受け止めきれず、
ただ時間だけが過ぎて行きました。
父が亡くたって35日の忌明けの次の日の朝。
洗濯物を干そうと、外に出た母のもとに
一匹の白い迷い犬が現れ、母の腿に前足を乗せようと飛びかかって来たそうです。
びっくりした母は、しっしっ と追い払いましたが、
犬は益々、遊ぼう遊ぼうと言ってるかのように母の周りをくるくると回り、
犬が苦手な母は、あらあらと困惑しながら犬とくるくる回って、
それを見ていた弟嫁が、
小説の 白い犬とワルツを
の様だったとメールをくれました。
家を継いだ弟は、野良犬にエサやるなよと、
母に言いましたが、言うことを聞かず、
腹を空かせて可哀想だとおにぎりをあげたそうで、
すっかり居座りどこにも行かなくなってしまいました。
こうなうと、
きっと、
父さんが、
母さんの事心配して、
寂しく無い様にって、
あの世から送ってよこしたに違いない
と言う話になり、
父さんの代わりに来たのなら、
父さんから一文字貰って、かずちゃん にしようと、
名前が決まり、実家の飼い犬となりました。
かずちゃんが来てからは、少しずつ家の中が明るくなりました。
それから数週間、かずちゃんの様子が、何かおかしいのに気づき
ました。
今日は、ここまで。
続きはまた今度。