9/23,24 地元の神社
4年ぶりの秋季大例祭
神輿の掛け声やお囃子が賑やかでした。
商店街には提灯が飾られ
ローカルですが
なかなか風情があって良いなぁと
思っています。
子どもたちが小さなころは
子ども神輿や山車を引きによく付き添いました。
成長し、それぞれに予定があるので
わざわざお宮までいくことも
なくなってしまいました。
長男が幼稚園へ通っているころ
ママ友が習字の師範を取得され
自宅で教室をはじめます！と
クラス茶話会でお話しされました。
そのママ友のお子さんと
仲が良かった長男は
会員No.2としてお世話になり始めました。
今から、15年前の話です。
ある日、
「お母さんはなんか先生にならないの？」
と真っ直ぐな質問をぶつけてきました。
「お母さんには、何もないから…」
なんだか、恥ずかしい気持ちに
なったことを覚えています。
「自分には、何もない」
今、思えば、
そんなことはないことは分かります。
学年の離れた三人の子どもを
それぞれの学校や習い事、通院など
よくこなしていたな、と思うのです。
週2ですが
事務のパートにも行っていたのでした。
その投げかけから15年。
「この色使い、いいかな？」
幹事が好きな？子どもたち
長男は大学の部活の役員を
次男は部活の副部長をしています。
次男は文化祭でアトラクションを出すので
ロゴのデザインや
チラシの原案を考えたりしています。
「お母さん、この色使い、おかしくない？」
など、意見を求められます。
長男は大学の広報誌に部活紹介を載せるので
色々、文言を考えていました。
「あとでいいから、ちょっとみておいて、」
と、頼まれました。
とても真面目な文章で
それはそれで良いと思ったのですが
「誰に、何を、
どんな未来をみせてさしあげられるのか
意識して書くことにしているよ」
と伝えました。
（まだまだ勉強中ながら。）
「きっと仲間を作りたい、
大勢で楽しみたい
謳歌したい人だよね」
こんな会話ができるなんて、
なんとも嬉しい時間でした。
長男は原稿の提出に間に合ったようで良かった。
主婦だった私が色彩の講師になったことは
知識や、自己実現だけではなくて
なにか大きな価値があるなと、感じています。
まだまだ、頼りにされる母でありたいと、
思った祭りの昼下がりでした。
お読みいただきまして
ありがとうございました。
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