いつまでも輝けるお似合い色がみつかる教室♡
 
 
Win Color  ウィンカラー
 
認定インストラクター
大杉桂(おおすぎ かつら)です。
 
 
 
昨日、私の所属する
色彩生涯教育(CLE)協会 
高田会長が
 
千葉県君津地方

教育研修会 家庭科部会の教諭の方々へ

講演をされたので

 

見学させていただきました。

家庭科は私達が生きて行く上で

本当に必要な事ばかり。 

 

衣食住は誰もが当たり前に

行っているけど

 

これらが満たされていないと

社会的活動ができません。

 

マズローの法則です。 

そして 衣食住…色彩が大きな役割を担っています。 

 

 

今回はその中の食に着目です。

 

色と食

 

一部ご紹介させていただきます。

 

 

 

1.色と記憶色 (一部ご紹介)

 

みなさん、カレーライスと聞いて

何色を思い出しますか?

 

黄色ですよね

 

では甘口カレーは何色?

さらに黄色っぽい

子供が食べるカレーは本当に優しい黄色。


そこで、今度は辛口カレーは何色を思いますか?

ちょっと色が深くなって、

辛さの赤が加わると思いませんか? 

 

 

では、ピリっとしびれを感じるような

スパイスの効いたカレーは?

このようにさらに濃く、

黒っぽいものを想像しますよね。 

 

これらが記憶色です。

 

 

 

さらに

味は色で表現できます。

 

ちょっと飴やキャンディーのパッケージを

想像してみてください

 

味覚はご存知でしょうか。 

 

甘み 

酸味 

塩味 

苦味 

旨味

 

 

最近、多種多様なキャンディが

出回ってますが

 

例えば、スポーツのとき、
塩味のキャンディは

何色がより良いでしょうか? 

 

↓ ↓ ↓ 

 

水色や白 です。

 

 

 

このように それぞれの味覚を

色で表すことが出来ます。 

 

例えば これら効果的に使うことによって

ダイエットにも役立ちます。

 

甘味を表す色は何を想像しますか? 

 

↓ ↓ ↓

 

 ピンクなのです。

 

 ピンクは甘みを感じさせる色

砂糖を控えて作ったとしても

甘みを感じさせますね。

 

やはり色の効果を実感です。 

 

 

 

2.同化と対比 (一部ご紹介)

 

 

みかんがあります。

甘く、美味しそうに見せるには

どちらが効果ありますか?

右の赤ネットですよね。 

 

このように

橙色を赤ネットに入れることによって

さらに赤みをプラスし、

甘そうに見せています。

 

これが同化です。

 

次に、

こちらスクランブルエッグがとっても美味しそう!

黄色を際立てさせるために

補色のブルーの皿で

さらに黄色を鮮やかにみせています。 

 

 

食べるものは暖色が多く

青い皿が引き立てます。

 

色の効果により美しく、

美味しくみせることで

 

食欲をそそられたり、

楽しさを演出します。

 

お皿の色を効果的に使い 

「食べる」をよりよいものにする。 

 

 

 

実際に先生方にワークとして

日常で、授業で、

どのように取り入れていくかのお話もありました。

 

 

3.食の三原色(一部ご紹介)
 
 
 
 

家庭科の授業で学ぶ食の単元は

栄養素だったり カロリーだったり…

 

そしてグラムをはかって

栄養素の量を換算し

 

献立を立ててお弁当を作る授業が

実際に行われているそうです。

 

そこを色からアプローチです。

 

各色の役割やどんな食品があるのかワークです。 

 

赤… 肉、魚のタンパク質、カロチン

黄…ダイズなどの穀物、油、糖質 エネルギー源

緑…ビタミン源

 

 

 

これらが食の三原色。 

 

プラス 

 

黒…ミネラル、鉄(ひじき、のりなど)

白…炭水化物 やタンパク質(米や小麦)

 

これらを色を意識して献立してみます。

 

ワーク:日本の豊かな食卓を作ってみる

筑前煮、サラダなど。 

 

プラスお弁当も献立してみました。

 

お弁当など

限られたスペースを彩る工夫も!

 

高田先生が良くおっしゃること

「実体験に基づく感動や楽しさが本当のことを伝える」。

 

 

 

私もこの食の三原色を使い

中学生になりたての息子と

夕食を作ってみました。 

 

まずお皿選びます。

 

食べものを際立てる青。

今日の食材
5色を揃えてみました。 
 
息子に食の三原色をレクチャーして
実際に盛り付けをしてもらいました。
 
赤は…
黄は…
緑は…
と、言いながら

出来上がり!

 

感想は?

 

うん、5色で分かりやすいから、出来たよ。

カボチャとかサツマイモは?何色?

色相環の近いところ(黄色の脂質、ビタミンもあるね)しておこう!

と説明しましたw 

 

そうこうしている間に 夫が

ウンパイルウのたれをかけて作っていましたキラキラ
ありがとう〜乙女のトキメキ
 
 
 
 
 
君津市の先生方のご感想
 
・もっと食べることを、丁寧にしたい
・授業に取り入れたい
・皿や盛り付けにより、食欲も促すこと
・様々なご感想が出てきました。
 
どのご感想も
楽しく、分かり易く、
すぐに実践にいかせます
というものでした。
 
私も本当に楽しく、
色と食の大切さ、理解のしやすさを感じました。
 
 
講座の流れ、問いかけ、
皆さまと答えのすり合わせ…
 
本当に素晴らしく、
メモの手はとまりませんでした。
 
そしてこれらの内容が
協会の提供する美色コーディネイト講座でも一部学ぶことができます。
 
このような機会に恵まれ、感謝です。
 
 
自分の講座でも活かしていきます。
 
備忘録のために本当はもっと書きたいけど…
 
 
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最後までお読みくださり
ありがとうございました♪
 

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