~女王は、二世社長の悩みを聞くために訪れた、
桜が満開に咲く木の下で、
静かに時間が流れていった、~
女王:「え?社長、黒髪が好きだったの?」
二世社長:「彼女は、違うよ。彼女は おカネBOYを探しているんでしょ。
わかるよ。そんなの。僕にだって、
ま、綺麗だし、連れて歩くには イイかも知れないけれど、
いつも、会話が攻撃的で、
萎えちゃうんだよね。
S●Xする気は、おきないんだ。」
女王:「ふ~~~ん。
でもさあ、社長は結婚しているし、
彼女に求めるものってナニ?」
二世社長:「それは、ココロの居場所かなあ。
僕は、家でも、会社でも、愚痴は言わないんだ。
だけど、彼女の前では言えるんだよ。」
女王:「ふ~ん、で、今はどうしているの?」
二世社長:「自分の中で消化している。
けど、この間 お別れした うつ病の彼女とは、先週も食事したんだ。」
女王:「ねえ、それって、ルール違反でない?
また、うつ病の彼女を傷つけると思うよ。」
二世社長:「そうだね、彼女も、『あんたの、前の彼女が7年も付き合っていられたなんて信じらんない!』って、叫んでいたよ。」
女王:「うーーーん、でも、その7年の彼女にも、他に本命彼氏がいて、結婚したいから お別れ宣告したんじゃあないの?」
二世社長:「そんなことは絶対ないよ!僕は、独占力がすっごく強いから、僕だけを思っていてくれないとダメなんだよ!」
女王:「そう、で、月 いくらだったの?」
二世社長:「え?いくらって?」
女王:「え、だって、独身の女子が既婚者男子と付き合うのは、恋愛なの?それって、リスク大きいよ。将来保証されてないし。
そんなに、たくさんの時間も生活もHOLDしたんだから、対価を渡していたんでしょ?」
二世社長:「そんなんじゃあ、ないよ。彼女とは、恋愛なんだよ。そして、僕の心の支えなんだよ!。」
女王:「わかった、それだよ。
お金で、割り切っていないから、別れがやってきたんだよ。
彼女も、恋愛しちゃっていて、でも、社長の家族のことを考えると、
すっごく、苦しめられてきたはずだよ。
金銭で繋がっているというのは、卑怯かもしれないけれど、
時には、ココロが救われるんだよ。
ココロとこころが繋がっていても、
家族の絆には、勝てない。
女王だって、
そう、思うよ。」
二世社長:「彼女は、僕のことが今でも、一番好きだって、言ってくれるんだよ。
彼女に仕事を発注することで、未だ、彼女と繋がっている。まだ、ココロも繋がっていると思ってる。」
女王ツブヤキ:まあ、仕事発注しているんだから、お金で繋がっているようなモノかな。
二世社長:「ねえ、トコロで、女王は、
彼氏いるの?」
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