社長の孤独、行き場のない心3 | 港区恋愛アナリティクス- 清宮こころ

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2000年代の金融バブル期に繰り広げられた経済界の裏側と、六本木で生きる女性と、お金で愛を買う男たちの生き様を描く。

2020年、アメリカ企業で働く清宮こころ と女性達のあのあと

 

~女王は、二世社長の悩みを聞くために訪れた、

桜が満開に咲く木の下で、

静かに時間が流れていった、~



女王:「え?社長、黒髪が好きだったの?」


二世社長:「彼女は、違うよ。彼女は おカネBOYを探しているんでしょ。
わかるよ。そんなの。僕にだって、

ま、綺麗だし、連れて歩くには イイかも知れないけれど、

いつも、会話が攻撃的で、

萎えちゃうんだよね。

S●Xする気は、おきないんだ。」


女王:「ふ~~~ん。

でもさあ、社長は結婚しているし、
彼女に求めるものってナニ?」


二世社長:「それは、ココロの居場所かなあ。

僕は、家でも、会社でも、愚痴は言わないんだ。

だけど、彼女の前では言えるんだよ。」



女王:「ふ~ん、で、今はどうしているの?」



二世社長:「自分の中で消化している。


けど、この間 お別れした うつ病の彼女とは、先週も食事したんだ。」



女王:「ねえ、それって、ルール違反でない?

また、うつ病の彼女を傷つけると思うよ。」



二世社長:「そうだね、彼女も、『あんたの、前の彼女が7年も付き合っていられたなんて信じらんない!』って、叫んでいたよ。」




女王:「うーーーん、でも、その7年の彼女にも、他に本命彼氏がいて、結婚したいから お別れ宣告したんじゃあないの?」


二世社長:「そんなことは絶対ないよ!僕は、独占力がすっごく強いから、僕だけを思っていてくれないとダメなんだよ!」


女王:「そう、で、月 いくらだったの?」


二世社長:「え?いくらって?」


女王:「え、だって、独身の女子が既婚者男子と付き合うのは、恋愛なの?それって、リスク大きいよ。将来保証されてないし。

そんなに、たくさんの時間も生活もHOLDしたんだから、対価を渡していたんでしょ?」


二世社長:「そんなんじゃあ、ないよ。彼女とは、恋愛なんだよ。そして、僕の心の支えなんだよ!。」



女王:「わかった、それだよ。

お金で、割り切っていないから、別れがやってきたんだよ。

彼女も、恋愛しちゃっていて、でも、社長の家族のことを考えると、

すっごく、苦しめられてきたはずだよ。


金銭で繋がっているというのは、卑怯かもしれないけれど、

時には、ココロが救われるんだよ。

ココロとこころが繋がっていても、

家族の絆には、勝てない。

女王だって、

そう、思うよ。」


二世社長:「彼女は、僕のことが今でも、一番好きだって、言ってくれるんだよ。

彼女に仕事を発注することで、未だ、彼女と繋がっている。まだ、ココロも繋がっていると思ってる。」


女王ツブヤキ:まあ、仕事発注しているんだから、お金で繋がっているようなモノかな。


二世社長:「ねえ、トコロで、女王は、


彼氏いるの?」



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