六本木の薬屋〜消せない過去 | 港区恋愛アナリティクス- 清宮こころ

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2000年代の金融バブル期に繰り広げられた経済界の裏側と、六本木で生きる女性と、お金で愛を買う男たちの生き様を描く。

2020年、アメリカ企業で働く清宮こころ と女性達のあのあと

そういえば、


わたしの綺麗な先輩と、車に乗っていたときのことなんだけど、


18年くらい前かな、まだ、ケータイしながらの車の運転が微妙な時期、


246を先輩のベンツで走っていたら、

白バイにピタッと付けられて、


免許書の提示したのね。


ケータイでの通話を注意されたんだけど、


なんかの感が触ったんじゃないかな。


トランクまで開けられたよ。



綺麗な先輩は、10代の時に、お薬で捕まったんだって。


その記録は、免許証を提示させられる度に、照会され、


職質されるって、


その度に、


嫌な思い出が蘇り、


後悔するって、


間違いを犯した過去は消えないんだよ、



傷やTATOOとは、違うんだよ、


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著書:愛人という仕事/イーストプレス

 

2000年代の金融バブル期に繰り広げられた経済界の裏側と、六本木で生きる女性と、お金で愛を買う男たちの生き様を描く。