新学期が始まりましたね
末っ子さんは中高の頃は連休明けから
二学期の暑さが落ち着くまでが体調が悪かったので
体育祭や文化祭に出るのか出ないのか
子供も楽しみにしてるから気持ちは行きたい
授業には行かないのに遊びにだけ来るのかと思われたくないとか
。。。。。。選択を迫られることが多い季節
子供が学校に行けなくなって
そりゃあ子供が一番『生きづらさ』を感じているんだけど
母としても子育て間違ってたのかな?
どこで失敗したんだろうってメンタルが不安定になるのに
周りからも『甘やかしているから』
『学校なんて気合で行かせるのが親の務め』
そんな風潮に押しつぶされそうになる時もありました
我が家の場合は 一番の敵が 旦那さん!!!
当たり前の道から外れることが 一番嫌いなパパさんでしたね
理解するまでに何年かかったんだろ。。。。
私自身はもちろん当初は『親として』の立場から
学校に行かせることに必死だった数ヶ月もあったけど
(学校に遅刻や欠席連絡するのが一番嫌だった)
今やっている仕事が
アラフォーになってからスタートしたことだったので
何歳になって夢はかなうと思ってたから
『学校なんていかなくても ヨガの先生になれるよ~』
と甘い言葉をささやく担当でした
中高大の一貫校で高校生になったときに
すぐに進路調査があって
一般的には
法学部、社会学部、経済。。。。。。と
成績のよい順から人気の学部に入るような風潮でした
『この大学に行きたい学部がない』
と末っ子が言ったときは
何言ってるの~~~どこでも受験ナシでいけるのに アホかと当初は言ってたけど
初めての中退を決めた大きな理由だったなぁと思いだします
そして芸術系の高校を再受験して
アート系の大学に通っている今
自分の作った作品の展示から
夏休みの宿題を小さなお子さんが作ってくれる
そんな充実した夏休みのバイトをさせてもらって
高校中退を経験して
今は落ち着いているから
だからこそ言えることは
普通の大学に行って普通の企業に勤めてという
当たり前の道から外れるための
神様に与えられた道のりだった
と思えるんです
写真を整理していて見つけた
10歳のころの末っ子さん作品
美術の先生にすごく褒められたんですよ
この細かいギザギザや窓など同じ作業を続けることは
小学校低学年では飽きてしまって完成できないんですよ
この集中力で作り上げたのは素晴しいと
確かに他の作品は三角屋根がある程度でビルの形が多かった
アートに全く興味がない母にはそう言われても
中に書いてる絵をみて才能あるとは思えなかった(^^;)
確かに今見ると 細かい柵もず~っと並んでいるす
裏側は窓がまたずらずらっと描かれてました
(2008年の写真より)写真撮っておいてよかった
この頃は芸術肌なのね~と10歳のころは思っていたのに
好きなことをやっているニコニコ笑顔みるだけで幸せだったのに
勉強もよくできると思って違う道に進みそうになってたんだなぁと
今頃になってあらためて思えました
そしてタイトルに戻って
末っ子さんが体調が悪かったときに
普段はあまり見ないアニメをずっと見ていた記憶があって
『あの花』(あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない)
だった記憶
この作者の岡田磨里さんも不登校の時期があったんだと
この本で始めて知りました
このドラマ見ようと思っていたのに!!!
すっかり忘れてしまってた
NHKなら再放送があると思ったのに 今のところないのね~残念(笑)
どの段階で体調があがってきて
何歳になったら 元気になるんだろうと
不安になる日々はあるけど
試練を与えられた意味は
必ずあると思ってます
もちろん我が家も大変だった
娘は消えたい死にたいといってた時期も長かったし
娘の部屋のドアは蹴って穴があいてたし
ブルーな想い出も山積みだけど
中退や休学をして好きなことだけやっていた時期に
培ったノウハウで
今は大学の学園祭に向けて
企画を担当して好きなアーティストが呼べる
予算もらったよ~~と楽し気に笑ってます
そんなこともあったねと
笑える日が きっとくるはず
だから今日も 笑顔になる時間がありますように
笑う門には福来る