こんにちは!

 

聴いて癒す専門家

 

メンタルケアスペシャリストの

 

すずきみほこです。

 

 

嚥下訓練の度に

 

「美味しい」と感じることで

 

母の覚醒は格段に良くなり、

 

意思に基づいて話す訓練の方も

 

少しずつ

 

効果が感じられるようになりました。

 

 

母の「話そうとする意欲」には

 

だいぶ波がありますが、

 

良い波が来ているときには、

 

短い面会時間のなかでも

 

何度か声を出し

 

口を開けて

 

話そうとする様子が見られるのです。

 

 

ですがその多くは、

 

口から空気が漏れてしまい、

 

意味ある単語として

 

聴き取ることができません。

 

 

その時の状況から察して

 

「〇〇なの?」

 

「〇〇って言ったの?」

 

などと聞いてみることで、

 

何を言いたかったのかが

 

わかることもありますが。

 

それも、ほんの1割程度。

 

 

この状況は、

 

1年ほど経った今もなお

 

続いています。

 

 

やはり、一生懸命話そうとしている

 

その言葉が何なのか、

 

何を伝えたいのか、

 

うまく察してあげて

 

会話を成立させたいものです。

 

 

何度声を出してみても

 

言いたいことが伝わらない、

 

わかってもらえないのですから、

 

どんなにかガッカリしていることでしょう。

 

喋ることを諦めてしまいたくなるのではないかしら?

 

 

聴き取ってあげられないことが

 

とても申し訳なく

 

残念で

 

不憫で

 

胸が痛んでツライのです。

 

 

「お願いだから諦めないで」

 

そう強く願いながら、

 

もう少し上手に

 

ハッキリと発音できるように

 

ならないものかと

 

日々もどかしく感じています。

 

 

何か良い訓練方法がないものでしょうかねぇ・・・