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  自分を嫌いになった日

 

自分のこと「嫌い」と言う人がいます。
いつから嫌いになったのか?


私は、保育園の年長さんになってから
存在すること自体「ダメ」なのかもしれないと思うようになりました。


だから親が喜びそうなことなら何でもしました。
小学生になってからは、病弱で起きれない母親に代わって新聞配達をした日がよくあった。母親に、私の存在を認めてほしい一心で続けてましたね。


新聞配達で一番つらい季節は冬でした。
手足の指が、しもやけやあかぎれで皮膚がぱっくり割れて、冬の間中出血していたし、栄養失調でガリガリだったので骨身にしみる寒さで体が痺れることもありました。



今の私は、どうだろう?
過去の記憶はしっかりあっても、どこか他人事のような感覚になっています。


ただ、当時の感情が癒されているのか?というと…
100%ではないかもしれません。


それでも全然いいんです。
今、しあわせだから。

 

 

  無自覚な心の声

 

心理療法には、
過去に経験した感情を追体験する療法もあります。


それは、嫌いな自分を「変えよう」とするのではなく、心の奥にある本心を「わかろう」とする心理療法です。


生きづらさを感じ、ありのままの自分を見失って、苦しくなる理由の根っこには、自分自身が「自分をどう思っているのか」が、強く結びついています。



私たち人間は、頭の中で自分に対してのひとり言を繰り返しています。
無意識のうちに心の中でつぶやいているわけです。


この無意識に繰り返される「頭の中の自分に対してのひとり言」を意識して観察してみると…


自分のことを

「どう思っているのか」
「どう扱っているのか」

を知ることができます。



「何やってるんのよ」
「バカじゃない?」
「またやらかしてしまった」
「無能な人間だ」
「こんなこともできないのか」
「何をやっても無駄だ」


生きづらさを感じる心理状態のとき、頭の中では、「自分へのダメ出し」をして、自分の「したこと」を否定し、思うようにできない自分を責める言葉が、延々と繰り返されています。


他の誰かと比べて「もっとやらなくては」と追い込んだり、失敗したときには「情けない」とがっかりしたり、良くない出来事が起こるたびに「きっと自分のせいだ」と思い込んだり…


それは、自分の内側の「もう一人の自分」が、「行動」だけでなく、「考え方」や、思っている「気持ち」まで厳しく監視し、それこそ、一日中見張り続けている状態と言えます。


無自覚な心の声が、「自分はダメだ」「自分が悪い」と自分を責めてしまうとき、自分で自分を傷つけ、自分自身を追い込みます。


「生きづらさ」は、
「自分で自分を否定すること」で生まれる感情なのです。

絵本の表紙が決まりました~。
娘が描いた絵は、最後のページ一面に載せていただきました。

あとは、印刷待ちです♪

全国の三省堂、丸善、ジュンク堂、紀伊國屋などの大型書店やAmazonや楽天ブックスなどのオンライン書店で販売していただく予定です。

楽しみ♪

 

皆さんへ

いつも最後まで読んでくださりありがとうございます。