顕在意識と潜在意識不一致による混乱

 

長年同じ悩みを抱えている、とか、慢性疾患や慢性的な疲労や腰痛など、自分としては早く改善したいと思って一生懸命努力をしているのに、悩みから解放されない、病状は一進一退など…

このような経験ないでしょうか?


これね、顕在意識(意識)では、「解決したい」と思っているのに、潜在意識(無意識)では「解決したくない」というような脳の混乱状態が起きている可能性があるんです。


この「顕在意識と潜在意識が一致していない状態」というのは、たとえば、病気の場合、せっかく治療しているのに、体がその治療を受け付けていないという、つまり体の内部のエネルギーが逆方向になってしまっている状態なんです。

病気がより治りにくいのは当然と言えますし、とてももったいないことですよね。


ところが、顕在意識と潜在意識が一致しない状態になっているかどうかは、本人にはほとんど自覚はありません。本人は、つらい症状を顕在意識では、「治したい」と思っているわけです。

 

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  トラウマの開放

 

たとえば、
子どもの頃、風邪を引いて学校を休んだとします。

親から「風邪を引くのは、気がゆるんでる証拠だ!家族に移さないでよ。風邪くらいで勉強をさぼるなんて、とんでもない」などと言われて育ったとします。

そうすると、本人の潜在意識の中では、「病気をすると人に冷たくされるから、病気をしても歯を食いしばって頑張らないといけない」ということがしみついて、いわば信念のようになってしまうわけです。


ところが…
大人になって、
何か大きな病気をして寝込んでしまい家事ができなくなったとします。


その時に、普段はあまり会話をしないような同僚や、夫や子ども達が、いつもは優しくしてくれないのに、この時とばかり家事を代わりにやってくれたり、「元気になるまで休んでいていいよ」と言ってくれて、優しくしてくれたとします。


本人は、表面上(顕在意識)では「早く病気を治したい」と思っているのに、潜在意識では、「病気の状態であると、実は周りがとても優しくしてくれて、さらに自分の存在を認めてくれている」と思いはじめます。


元々は、病気になると冷たくされるから頑張らなくてはいけないという信念であったのに、今度は病気になったら周りが優しくしてくれる、という逆の状態になり、そのことに混乱を覚えてしまうということになります。

潜在意識は、病気が治ってしまうと、周囲が優しくしてくれなくなって、自分の存在価値がなくなってしまうと危機感をもってしまうことにもなります。


このような状態では、果たして病気を良くしていいのか、良くしないほうがいいのか、脳が混乱してしまいます。知らぬうちに、混乱状態になり病気が改善しないということになるわけです。

顕在意識と潜在意識の不一致は、過去のトラウマが原因となり、それがこじれて起こることが多いため、心理療法などで修正を行いつつ、トラウマの開放を行わないと、すぐに戻ってしまうことが多いのです。


ぜひ、そろそろ出版される絵本を活用してみてください。


ん~、そろそろかな!
3月中なのか、4月になるのか、まだはっきりしませんがとっても楽しみです♪

 

 

 

皆さまへ

最後までお読みいただきありがとうございました

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