【慈愛フル・ビブリオセラピー】の著者の加藤絢子です。
このブログは、私が専門としている弁証法的行動療法の中核的スキルである目を瞑らない瞑想のマインドフルネスと波動の法則を融合した私独自のスキルや私の経験などを紹介しています。
私は現在、3度手術をしても再発を繰り返す心臓病と完治が難しいとされる制限型拒食症が良くなり、不妊症を克服し、3人の子供が授かり賑やかに暮らしています。そんな私が実践してきたことをなるべく難しい言葉を使わず書いていますのでぜひプロセスを体感してみてください。そして…、Clover出版 出版アンバサダーとしての活動も配信しています。
私は心理療法士です。
持ち込まれる相談事は多岐に渡り、経営について、パワハラ、DV、虐待、経済的なこと、お子さんの教育や不登校、引きこもりなどの問題、身体や精神の病気、離婚にまつわる養育費や法律的なこと、家族関係、日常の生活のお困りごとなど…。
傾聴や心理療法だけではなく、直接フォーマル、インフォーマルな社会資源に結び付け、しかもクライアントさんによっては、長期に渡って継続した支援を行っていくので、常に様々な知識やつながりの更新が必要となります。
私が支援をさせて頂いている方の大半は、マズローの5段階の欲求で言えば、第1階層の生きていくための基本的・本能的な欲求や、第2階層の安全欲求が満たされていない方が少なくありません。
これらの方たちは、とかく自己責任を問われがちです。
豊かになるための努力をしてこなかったから、今そんな状況になっているのだ。それが嫌なら、もっと頑張ればよいのに…と。
でもね…
この世の中に、不自由や不幸を望んで生まれてきた人など、一人としていないですよね。
生まれ育った環境で、自分では選択の余地のない人生を送らざるを得ない人。
見過ごされてきた障害のためにどうしようもない生きづらさを抱えている人。
幾度となく打ちのめされて、その挙句にやる気を失うような状況に追い込まれてしまった人。
または、
不適切な専門機関へたらい回しにされ、しまいには他に対する不信感が募り、誰かに頼る気力を失ってしまっている人たちがいるんです。
そんな人たちが今に至る背景にまで想いを馳せてみてほしいな、と思うんです。
私がずっと大切にしていることは、支援者が「どうしようもない」と、あきらめないことです。
どんなに困難と思われる状況でも、クライアントさんの可能性を信じて、一緒に解決の糸口を考えることが重要なのです。
〝支援〟という言葉が一般的ですが、私としては〝寄り添う〟という言葉がしっくりきます。
私は、クライアントから学んだことがたくさんあります。
助ける側と助けられる側という一方的な関係ではなく、むしろ私の方が気づきを頂き、救われたと感じる場面も少なからずあります。
心に寄り添うということをしていきながら、一緒にこたえを見つけていく、そんな時間を共に過ごしてきたクライエントさんが、生き生きとした表情に変化していく姿を見る経験は、何ものにも代え難いモチベーションになります。
私は、以前…
いつも時間に追われていました。
そんな私の口癖は、
「忙しい、忙しい」
いくつもの仕事を進めなければいけない日々で、大切なことを見落としていました。
優先順位の付け方にしっかりした判断基準を持っていなかったからいつも「忙しい」という現実を自分でつくっていたわけです。
私が今、幸せを感じていられるのは、
大きな問題や目標に対して、ごちゃごちゃ悩み続けて、自信をなくして、絶望して、無力感に苛まれるより、いったん先ずは目の前の一人を幸せにすることだけに集中すると決めたからです。
決めたとき、
心の奥がふんわりかるくなったんです。
頭のてっぺんから足の指先まで覆っていた「~べき」が抜け落ちた感覚がありました。
〝家族の心を満たす〟ということ。
これは、イコール私を満たすことだったんですね。
子どもが幸せを感じるのも
『家族といるとき』なんです。
保育園や学校でお友達と走り回って遊ぶのはすごく楽しいけれど、それ以上に幸せを感じるのは『家族といるとき』
私は、幼少期から大人になるまで『家族といるとき』というのは苦痛でしかありませんでした。
家にいるより、外で友達と過ごしている時間の方がバラ色でした。
でも本当は、〝一家団欒〟に強い憧れを抱いていました。
当時の強い憧れを実現したくて、生きてきたんだなと思う瞬間が何度もありました。
実現した私は、
贅沢できるほどの収入にも興味がなくなり、旅行に行きたいとか、いい車に乗りたいとか着飾りたいとか一切なくなりました。
外食よりお家で家族と一緒に食べるお野菜たっぷりのおかずとお味噌汁とご飯が一番おいしくて幸せです。
車もフランス車じゃなくて、娘や息子が乗りやすいスライドドアの車内が広めの車が一番快適で幸せです。
お金は、必要なときに必要なだけ手元にあれば安心で豊かです。
旅行先で一流ホテルに泊まるより、我が家のほうが美しく快適です。
私は今、家族との時間ができています。
だから幸福度は高いです。
子どもが3人いるので、いろいろなトラブルが勃発しますが、たいてい数日後には笑い話になります。
トラブルを起こすのは子どもだけではありませんしね。
私だって、夫だって、それぞれの両親だって…
家族の数だけいろいろあって当たり前。
トラブルの数倍、喜びを得ていますから幸せなんです。
幸せだな~と思う瞬間はたくさんあります。
夫の変顔を見て子どもが大声で笑ってる時
大きな声で歌っているけど音程が外れている時
箸でつかみ損ねた豆が吹っ飛んでケラケラ笑ってる時
これがね、
私の幸せなんです。
子どものころ笑わなかったぶん、
今、たくさん笑っています。
お金、仕事、
子どもの習い事
学校の成績
そういうことに幸せを求めると
「箸でつかみ損ねた豆が吹っ飛んだ~」
なんかじゃ笑えません。
私は、過去激務でした。
子どもと過ごす時間はほとんどありませんでした。
高収入でしたが、その先に幸せは見えませんでした。
どう頑張っても見えませんでした。
幸せにたどり着く前に、
力尽きて倒れて長期入院生活になっただけでした。
この長期入院で、
私は持っていたものを全て手放しました。
というより手放せて軽やかになったんです。
だから
当時に戻りたいと思ったことはありません。
今、ここに幸せがあるから。
幸福度の高い国は、
・家族との時間をとってる
・仕事を楽しんでいる
・幸せを他人と比べない
だから幸せなんです。
私が今、幸せを感じているのは
この3つをやり始めたからだと思います。
幸せになりたい!という思いを大切にして、
そうなるように日常を変えていったからですね。
あなたの大切な人は誰ですか?
今が一番しあわせ♡
今が一番いいとき♡
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『慈愛フル・ビブリオセラピー』には、あなたの価値観を明確にし、人生を意図的に創造していくためのワークが盛り込まれています。
私と一緒にワークに取り組んでいただくことで、より深く自分の心の中を見ることができるようになり(内観)、あなたの知らない本当の自分が引き出されます。内観が深まることによって、願望(本当の望み)の実現が加速することはよくあることです。
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