昔の私は、本音を言わないのが当たり前になりすぎて「本音を言っているように振る舞う」のが上手でした。
続きは【本日のブログ】から♡
初めまして！加藤絢子です。
このブログは、私が専門としている弁証法的行動療法の中核的スキルである目を瞑らない瞑想のマインドフルネスと波動の法則を融合した私独自のスキルや私の経験などを紹介しています。
私は現在、3度手術をしても再発を繰り返す心臓病と完治が難しいとされる制限型拒食症が良くなり、不妊症を克服し、3人の子供が授かり賑やかに暮らしています。そんな私が実践してきたことをなるべく難しい言葉を使わず書いていますのでぜひプロセスを体感してみてください。さらに！
Clover出版 社外認定出版アンバサダーとしての活動も配信しています。
私は、もともと無宗教で
（今でも…）
科学では説明できない
神秘的なことにはまったく
興味がありませんでした。
どちらかというと、
避けたいことでした。
私が、
ずっと興味があり
どうしても
専門的に学びたいと
思っていたのは心理学！
いざ
心理学の勉強を始めると、
科学的な知見を用いて
実験をすることがとても面白くて
のめり込みました。
心理学は、
心の中の研究なのに
科学的で自分の立てた
仮説が検証できるので
楽しくてたまりませんでした。
そして
導かれるように
脳科学や量子力学にも
興味を持ち納得いくまで
学んだんです。
これも
楽しかった！
そして、
最終的に行きついたのが、
「マインドフルネスと悟り」
当たり前だと思って
過ごしてきた世界が
まったく
違うものになったんです。
こんなに心穏やかに
生きていけるようになるとは
１ミリも想像していなかったです。
心がざわざわと
波立つようなことが起きても、
その出来事は必ず
私の奥底に入っていくための
「入口」だと捉えるので、
入口から奥底まで入っていき
癒すことができるし、
その度に
私を取り巻く状況が
よくなるんです。
どんな行動が必要か
どんな環境が必要か
など…
分かるようになるので、
私の人生のテーマに
向かっている感覚がすごくあります。
ほんと、
人生を大きく変えるのは、
小さな気づきの積み重ねです。
ブッダによって説かれた
「五戒（五つの道徳）」
聞いたことありますか？
ブッダは、
出家をしていない人々にも、
「五戒」
を守ることを勧めていたそうで…
その理由は、
五戒を守ることによって
心を保護しすることができ、
心を高めることもできるから。
私は、
五戒のうちの１つ
「不妄語戒（ふもうごかい）」
これは、
「嘘をついてはいけない」
という意味なのですが、
※悪口、汚い言葉、二枚舌
おべんちゃらも「妄語」です。
この戒の精神は、
正直であること。
信頼されること、
と書かれているのを読んで、
お腹にズンとした感覚が
襲ってきたんです。
本来の「不妄語戒」は、
「他者に対して」
という意味なのですが
私は、
「自分に対して」
のようになぜか感じたんです。
たぶん
投影の仕組みを
理解していたからだと思いますが…
私は、
ありのままの自分を
表現することができない人でした。
他者と揉めるのが
イヤでイヤでたまらなかったので、
（正直になると揉めると思いこんでいた）
私が本音を言うことは
ほとんどありませんでした。
本音を言わないのが
当たり前になりすぎて
本音を言っているように
振る舞うのが上手くなるほど、です。
だから、
「不妄語戒（ふもうごかい）」
を読んで、ドキッとしたんです。
私は、本当にいっぱい
自分に嘘をついてきました。
だから、
嘘をつく人が
大嫌いで、大嫌いで、
憎たらしいほど嫌いでした。
これも投影。
自分の本音に嘘をつくから
他者から嘘をつかれる。
自分の本音を
大切にできるようになるまで
よく嘘をつかれてました…。
そして、
制限型拒食症を
発症したときも
同じようなパターンを
繰り返し投影していました。
自然に起こる食欲を
受け入れることができないので、
それを他者に
誇張して投影していて…
他者が
食べている姿を見るだけで
気持ちが悪くなっていたんです。
これは、私自身の
「普通に楽しく食べたい」
という思いが投影されていたんです。
投影は、
無意識のうちに、
受け入れがたい
自分の思いや感情を
他人のもののように考えます。
プロジェクターを想像してください。
そのプロジェクターは、
受け入れがたい思いや感情を持つ自分。
そして他人は、
プロジェクターが持つ思いや感情を
投影される側のスクリーンです。
思いや感情は、
プロジェクターのほうに存在しているのに、
スクリーン上に
存在するように見えるわけです。
投影をしている側の自分は、
その思いや感情を
相手のものだと思い込み、
自分のものだとは気がつかない。
投影は、
ものすごく奥が深いので、
個人セッションでは、
対話によるヒアリングで、
分析しています。
私が自分の本音を
大切にできるようになったのは、
ブッダの教えの
気づきの瞑想と慈悲の瞑想を
基とするマインドフルネスの
実践が大きいと思っています。
マインドフルネスは、
アメリカのマサチューセッツ大学医学部で
ジョン・カバットジン博士によって
マインドフルネス瞑想を
医療分野に
最初に取り入れたことで、
世界中に普及しました。
もともとは禅という形で
日本にも存在していて、
日本のほうが
歴史は古いので、
マインドフルネスは、
逆輸入とも言えますね。
瞑想が上達してくると、
他者や周囲に流されない
心を持てるようになります。
どのような状況にあっても
自分との対話ができ、
正しい判断をすることができます。
悟りの状態に向かうにつれ、
悩みだと思っていたことが
嘘のようになくなる状態になります。
どういうことかと言うと、
悩みも感情もすべて
「気」なんです。
その気持ちを
どのように扱うのか、
どのように捉えるのかで
思考までも変わる。
だから、
迷いや不安、
恐怖などのような感情もなくなり
穏やかで
平和な時間が流れるんです。
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