このブログについて

初めまして!加藤絢子です。

このブログは、私が専門としている弁証法的行動療法の中核的スキルである目を瞑らない瞑想のマインドフルネスと波動の法則を融合した私独自のスキルや私の経験などを紹介しています。

私は現在、3度手術をしても再発を繰り返す心臓病と完治が難しいとされる制限型拒食症が良くなり、不妊症を克服し、3人の子供が授かり賑やかに暮らしています。そんな私が実践してきたことをなるべく難しい言葉を使わず書いていますのでぜひプロセスを体感してみてください。

 

 

弁証法的行動療法

圧倒されるような強い感情に対して、その感情とうまく付き合うためのスキルを身に付けるための認知行動療法の一種で、いくつかの技法を組み合わせており認知行動療法より強調されている面があります。それは、「今この瞬間による行動の受容と行動化の強調」です。

アメリカでは広く知られており境界性パーソナリティ障害の克服に最も有効としてアメリカ精神医学会が推奨していますが日本で取り扱える専門家がほとんどいないというのが現状です。

 

 

本日のブログ

 

あなたは、

家族や身近な人に対して

どんな〝期待〟を持っていますか?

 

 

 

家族や身近な人ですから

 

さまざまな

〝期待〟を

持っているかもしれませんね。

 

 

 

たとえば、

 

私の気持ちは

言わなくても分かってくれているはず。

 

 

約束したことは

覚えてくれているはず。

 

 

○○と言ったら

○○と返してくれるはず。

 

 

 

しかし、

相手がその期待に

応えてくれないことはよくあります。

 

 

 

 

そんなとき、あなたは、

どんな反応をしていますか?

 

 

 

ムスッとして無視する

 

相手を非難攻撃する

 

お説教をする

 

 

 

これらは、

相手をコントロールして

自分の思い通りに

操作することであり、

 

心理学では、

強い依存であると捉えます。

 

 

 

そして、

この強い依存の心理を

母子一体感〟と言います。

 

 

 

強い依存は

相手のエネルギーを奪います。

 

強く依存している側も

奪ったエネルギーが

巡り巡って

自分のところに返ってきて

何らかの形でエネルギーが奪われます。

 

 

 

お互いにとって

1つも良いことがありません。

 

 

 

他人に期待するというのは、

他人に依存しているということ。

 

 

期待ではなく

信頼してあげてほしいのです。

 

 

 

 

 

期待というのは、

根っこにあるものは

「欲求」です。

 

 

欲求に対して

 

 

信頼の

根っこにあるものは

「愛」です。

 

 

 

 

 

母子一体感とは、

 

たとえば、

 

「この子は、

私がいないと何もできないの」

 

「だから私が必要なの」

 

と思う母親。

 

 

そして

「ママは何でもしてくれる」

 

と思う子ども。

 

 

 

まだ子どもが幼い場合なら

 

「母親を必要とする子ども」

「必要とされる母親」

 

というのは

大切なことです。

 

 

 

しかし

いつまでもこの気持ちを

持ち続けると

 

大きな弊害が起きてしまいます。

 

 

 

子どもは、

成長していくにつれて、

 

「母親が常に

期待に応えてくれる

わけではない」

 

ということを

受け容れるようになり、

 

 

成長と共に、

健全な〝離別感

を持つようになります。

 

 

 

ここで言う

〝離別感〟とは

 

良い距離を保つ

ということです。

 

 

それは、相手を

1人の人格を持つ人

として認めてあげる

 

大人の心理〟です。

 

 

 

 

私は、

つい相手を大切だと思うがあまり

 

 

相手がやるべきことを

代わりにやってしまう。

 

必要以上に

アドバイスをしてしまう。

 

悩みやトラブルを

解決してあげてしまう。

 

 

ということを

していた頃がありました。

 

 

 

でもこれは

 

相手が必要な経験を

する機会を奪っている。

 

挑戦する機会を

奪っている。

 

失敗をする機会を

奪っている。

 

自分で悩みを

解決する機会を奪っている。

 

 

 

要するに、

相手のためと

必死になりながら

 

実は成長を

妨げる行為である。

 

 

この気づきが

私には強烈で

行動を変える

きっかけとなりました。

 

 

 

それでもね、

実は今でも…

 

相手のつらさを

読み取り

感じれば感じるほど

 

先回りして

あれこれしたい気持ちが

ムクムクと湧き上がってきます。

 

 

 

そんなとき、

マインドフルになり

 

心の深いところで、

相手の力を信頼し、

 

 

余計なことはせず、

 

 

私から相手に

エネルギーだけを送ります。

 

 

 

ときには、

 

相手の私に対する

負のエネルギーを

感じることもあります。

 

 

 

そんなとき、

とてもつらい。

 

 

でも

泣かなくなりました。

 

相手を

信じているから。

 

 

 

相手の成長を

妨げない範囲なら

 

私ができる

最大のサポートを

したい気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

サポートできなくて

つらくて

さみしくて

鬱々とした時期もありました。

 

 

 

でもね、

信頼(愛)があれば

 

必ず、いつかは

相手は分かってくれます。

 

 

 

なぜなら、

 

相手は、

自分の力を信じ

自分の力で幸せに

なっているからです。

 

 

 

ポイント

あなたの潜在能力を

引き出すには、

 

 

周りの人に依存して

他人の意見で選択するより、

 

 

あなたの気持ちで

選択した方が

エネルギーが高く、

 

潜在能力が開き、

自分で自分の現実を

動かしていけます。

 

 

 

上手に離別感を保つ

 

ブログの冒頭で書いた

 

「相手が期待に応えてくれない」

について!

 

 

まず、どんなに

身近な人であっても

 

相手の価値観を

変えようとすることは、

基本的にはできません。

(自分が変わって

影響を与えることはできます)

 

 

 

上手に

離別感を保つことが

相手との関係を円滑にします。

 

 

 

相手の価値観を

変えることが

できないからと言って、

 

あなたが、

ガマンし続ける

必要はありません。

 

 

 

あなたにとって、

大切な人または

関わっていく必要が

ある人ならば、

 

あなたの気持ちを

相手に上手に

伝えてみてほしいのです。

 

 

 

 

伝え方ですが、

話す言葉の主語が

「私」なのか「あなた」

なのかがポイントです。

 

 

 

気持ちの伝え方の技法で、

ぜひ使って欲しいのが

「iメッセージ」

 

 

逆に好ましくない

気持ちの伝え方は、

「youメッセージ」

 

 

 

「youメッセージ」は、

 

○○しなさい

 

○○すべきではない

 

あなたのためを思って○○

 

 

というような伝え方で、

自分の思い通りにさせたい

という母子一体感です。

 

 

 

 

相手を変えることは

できませんから

 

あなたにできるのは、

自己主張のみ!

 

 

 

ですから、

自己主張するために

「iメッセージ」

という技法を使います。

 

 

 

「iメッセージ」とは、

 

相手の行動を

「良い/悪い」で

評価するのでなく、

 

「私は~◯◯と思う」

 

と、自分の気持ちを

表現することです。

 

 

 

たとえば、

 

母親が子どもに対して

 

「忘れ物ばかりして…

前日に準備しなさいって

あれほど言ったでしょ!」

 

この「youメッセージ」を

「iメッセージ」にすると

 

「忘れ物が多いと

あなたが学校で困るから

お母さん心配なのよ」

 

 

 

 

上司が部下に対して

 

「遅刻ばかりじゃないか、

やる気あるのか?」

 

この「youメッセージ」を

「iメッセージ」にすると

 

「最近、遅刻が多いから

心配していのだが、

何かあったのかい?」

 

 

 

 

妻が夫に対して

(彼女が彼氏に対して)

 

「あなたは私のこと

大事じゃないの?」

 

この「youメッセージ」を

「iメッセージ」にすると

 

「私のことを

大事にしてほしいな」

 

 

 

 

相手が気持ちを

受けとってくれるか、

受けとらないかは、

相手が決めることです。

 

 

 

同じようにあなたも、

 

相手の気持ちを

受けとるか

受けとらないかは、

あなたが決めることです。

 

 

 

主語を

「あなた」から「私」

に変えるだけで、

本音を伝えやすくなります。

 

 

 

もし、それでも

伝えづらいなら

 

「とても言いづらいことなんだけど…」

 

「もしかしたら気を悪く

させちゃうかもしれないけど…」

 

 

とあなたの心境を

ひとこと添えてみてください。

 

 

 

あなたも相手も

そのつもりで会話ができますし

 

むしろ

そういうあなたらしい

心遣いが現れてきます。

 

 

 

 

でもね、

相手のプライバシーや

プライドに関わることは、

 

あなたからは入り込まず、

結論を伝えることを急がずに

 

じっくりと

キャッチボールをします。

 

 

それでもやはり

伝えるべきと判断したら、

必要なことを伝えます。

 

 

 

最終的に、

もう何も言わない、

関わらない、

 

という

結論がベストならば、

それぞれの道を行きます。

 

 

 

 

人の感情や心は複雑です。

 

 

本音を言えば

相手を傷つけて

しまうかもしれないし、

 

自分が嫌われて

しまうかもしれない。

 

 

 

大切なことは、

状況が良くなる方向を

見失わないこと。

 

 

 

そして

正直な気持ちを

愛をもって伝えることは、

 

本当の自分と

つながっている状態であり、

あなたの周りの人の

幸せとなって広がっていきます。

 

 

 

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