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感じてはいけない感情は、
一つもない♪
たとえば、
怒りという感情。
この怒りの根っこには
必ず別の感情があります。
それは、たとえば
病院の待合室で長く待たされて怒っている人。
この人について想像してみると…
待たなければいけないという状況に対して怒っているかも?
いやいや
もしかしたら、
待つことで自分がないがしろにされたと思う悔しさや悲しさ。あるいは、付き添いできている家族の状態がどんどん悪くなっている状態に対しての不安があるかもしれない。
怒りは
「二次感情」といわれています。
つまり、
怒りは何もないところから生まれるのではなくて、「一次感情」といわれる不安や寂しさ、悲しさが溢れたときに起こる、ということです。
根っこに別の感情がある。
だから、怒っている人に対応するには、その裏に潜んだ一次感情に寄り添うことが大切なんです。
同様に、自分が怒りを感じているときには、その怒りの根っこにどういう感情があるのかを探ってみてほしい。
これはとても良い方法です。
なぜなら、本当に伝えたいことは、怒っているだけじゃ伝わりませんから。
何で伝わらないかというと、
あなたの心の中にある想いがわからないからです。
たとえ、身近な存在であったとしてもです。
あなたの想いがわからないから、
どんなに怒ろうが
甘えようが泣こうが
相手の心に届かないし、
言うことを聞いてくれないんです。
だから、
心の中にある思いを明確にして、
周りの人に伝えみてくださいね。
自分の心、
相手の心、
それは
目に見えないものだけだけど、
何より大切にしたいものです。
壊れてしまわないように、
心が発するメッセージに耳を傾けてみてくださいね。
加藤絢子(あや)
頭で考えすぎてませんか
実は、
私たち人間の脳は無意識のうちに安全でラクなほうを選ぶようにできているんです。
これは、
日常生活にある様々な危険を回避するための重要な脳機能なので、ないととても困ることになるのですが…
でもね、
脳の無意識の選択に任せっぱなしにしていると、いつしか脳は成長を止めてしまうというデメリットもあるんです。
認知機能の低下を招くだけでなく、考え方が固定化してしまうので、この固定化した脳のパターンを壊す、ということぜひしてほしいと思います。
やり方ですが!
自分の本当にやりたいことをやって、ワクワクに満ちた時間を少しでも過ごすということを積み重ねていってほしい♪
少しでも♡
ワクワクするとき私たちの脳は…
脳の神経細胞をつなぐシナプスにいつもと違う情報が流れます。すると、パターン化したシナプスの働きが変わり、考え方の癖も変わっていきます。
ワクワクすることを探すときに大切なこと、
それは、直感で導き出すということです。
「私はこれが好きだ」
「これをしている自分が好きだ」
「だからこんなふうになりたい」
などと、
頭で考えすぎてはいけないんです💦
!!!!!!
たいていの場合、
そう考えているのは、いつもの思考パターンに支配された脳だからです。
ワクワクを見つける上では凝り固まった思考パターンが邪魔になるものの、いざワクワクが見つかれば、それを実現するための行動については「考えること」が必要になります。
「どうすれば叶うのか」
「どんな行動をとれば、一歩でも自分の理想に近づくことができるのか」と、考えてみてくださいね♪
いったんワクワクが見つかれば、「ここに到達したい」という情熱に支えられ、直感的にさまざまな行動を起こしたくなるはずです。
そういう意味でも、考えすぎによる直感力の低下を防ぐように心がけほしいなぁ~と思います。
3つの質問
仕事に結びつくことでやりたいこと、情熱を持ち続けることができることを探すときに次のような質問がよく使われます。
①どんなタイトルの本なら夢中になって最後まで読めますか?
②お金がもらえなくてもやりたいことは何ですか?
③何の制限もないとしたら何がしたいですか?
この3つの質問は非常にいい質問なのですが、勘違いしてしまう方や、分かりづらいという方もいらっしゃるので、私の夫の例を参考にしていただけたら嬉しいです。
参考になるかどうか不安ですが…
読み進めていただけると嬉しいです。
私の夫の場合
まず質問①について、
夫は活字が嫌いなので興味のあるタイトルでも読まないです。
②夫の趣味はギターと料理で、ほぼ毎日料理を作りますし、毎晩20分ほどギターを弾いています。なので②の質問の答えは料理とギターでした。
③自由気ままに釣りしたり、山菜採りしたり、学生時代のときのようにライブでギターを弾いたりして過ごしたい。でも今すぐしたいわけではなくて、65歳で現役引退してからでいいわぁ~。
と、なりました。
夫は自営業です。
今の仕事を始めたきっかけは…
20年ほど前、夫の父親の身ににいろいろなことが起き、ひどく落ち込んでいる父親の姿を見てショックを受けたんです。
あまりの痛ましさに、「よし元気づけよう!」と決め、父親に「会社を立ち上げよう。僕も今の会社を辞めて一緒にやるから」と話を持ち掛けました。
当時、夫は大手ハウスメーカーの部長職だったので、収入もかなりあり安定した生活をしていました。
でも、父親を元気づけたくて退職したわけです。
夫の実家は、夫が設計して建てた家で住宅雑誌に紹介されたこともある自慢の家です。それくらい住宅に情熱を注ぎ続けてきたのですが、夫にとってもっとも大切なのは「家族に笑顔でいてもらいたい」だったんです。
父親と会社を立ち上げたばかりのころは大変でした。給料も出ない状態だったので、新聞配達をして生活費を稼いでいました。
でも今では、おかげさまで営業をして仕事をとらなくても仕事が入ってきますし、多くの取引先に信頼していただいています。
私の夫の場合、、、
毎日欠かさずやるほど大好きなのは料理とギターを弾くことです。がしかし、料理とギターを仕事としてやりたいとは思わないんです。
生きる最大の喜びは、「家族の笑顔を見ていたい」という夫なので、ある程度自由がきく自営業であることはメリットがけっこうあるみたいです。
自由に生きつつ、私や子どもたちのサポートもしやすく気に入っているようです。
夫は家族を持つ前は、地域活動に熱心でした。
地域の子どもたちにソフトボールを教えたり、子ども会のキャンプに自分の山荘を提供してお手伝いしたり、障がいを抱えた子どもたちのサポートもしていました。大きなことはできないけれど、小さなことでも続けていると笑顔になってくれる人がいるから活動ができたと言っていました。
今は、私たち家族に振り回されていますが…💦
♪♪♪ ♪♪♪
みなさんは、どんなことに喜びを感じますか?
その喜びを得るために今からできることは何がありますか?
私は一人では大きなことは何もできません。
でも、周りの人に助けられながら情熱を注げることを些細なことですがコツコツと続けています。
あなたが幸せに感じる時間を持つことは、あなたの周りの大切な人の幸せにしっかりつながります。
♪♪♪ ♪♪♪
加藤あや(絢子)