こんにちわ!心の欧米家です。
2月も引き続き出張が多く、代休も取れないまま週末も隔週(しかも2月の3連休も潰れる)で仕事が入り、久しぶりに2日ともゆっくりできる週末を過ごしています。
3月は出張の予定が数カ月ぶりにないので、自分の心と向き合う時間もでき、部屋の掃除もゆっくりできるので比較的落ち着き気味です。
ただ、いろんなドタバタがある中でも気付きが多く、良い流れだなーと感じております。
今日は最近気づいた、人間関係の中での「自分の立ち位置」についての事を書きたいと思います。
私の今勤めている会社は7年前に立ち上がったばかりのベンチャー(っぽい)企業。
特に立ち上げに関わりたかったというわけではないのですが、その時の直感で選んだ会社で、もう勤め始めて6年になります。
以前勤めた会社でも「大人しく物静かなキャラ」でいたことはなかったし、振り返ってみると幼少の頃から私はどちらかと「リーダー格」で、「明るくて積極的な子」という立ち位置で過ごす事が多かった様に思います。
勉強も特別頑張った記憶はないのですが、比較的できた方で、小学校のクラスで作る新聞かなにかのアンケートに「頭が良い人」のトップスリーに入ったりしてたこともありますし、中学・高校時代の友人、また大学時代の友人からも昔話しをすると「勉強ができる人」というイメージが残っている人が多い様です。
どれが良くてどれが悪いという事でもないですし、もちろん私に関わった人全員が私に対して同じイメージをもっているわけではないと思いますが、そういうキャラクターが自分の立ち位置である事が多かったということ。
で、今の会社ではどうかというと、「明るい」は変わらずなのですが、そこに加えてあるのが「いい加減な人」というキャラクター。ただ、会社の人も笑ってそれを本人(私)に言ってくるので、わかりやすくいえば「女版高田純次」みたいな感じのキャラで振る舞っています。
特にそのキャラクターでいることに支障も感じず、私も言われても心がざわつくこともイラッとすることもなく、笑い飛ばしてこの6年間過ごしていました。
でも、これを自分が実は「演じている」と最近気がついたんです。
それは、昨年入ったばかりの上司と会社について話しをしていた時のこと。
私の会社はいろいろと政治的に人間関係がびっくりするほどややこしく、私は昔からいるのでだんだん「会社ってこんなもんだったかな」と思って日々過ごしていたのですが、その上司は入社して1年たって会社の本質が見え始め「今までいろんな会社を見てきたけど、ここは、ほんとにあり得ないぐらいややこしい」と。で、その時に「この会社で生き残っていくためには、当たり障りのないキャラでいる方がいいね」と言われたのです。
その上司は、私の事を「もったいない」と言ってくれており、なぜ能力があるのにそれを発揮していないのか?と思ってくれていたそうなのですが、1年たってどうして私がそのキャラで過ごしているかがわかった、と。
私は私で、意識しているそういうキャラでいるつもりはなかったのですが、無意識的にその環境で生き残るために最善なキャラ設定を自分でしており、それが今の立ち位置を作っていたんだな、と気が付きました。
人間ってすごいですよね。そこの環境に適応するために、そういうキャラを演じて、本来の自分を殺すことができるのですから。
今の会社は入ってすぐに違和感を感じていて、入って1年目から占い行って「もうやめたい」と言っていたのに、早6年。
環境としては、もちろん全員が良い人ばかりかというとそういうわけではありませんが、今のキャラのおかげか、すごく意地悪をされたりいじめにあったりしているわけでもなく、逆に楽しい人が多くて笑いの絶えない職場なので今のままでいれば居心地の良い環境ではあると思います。
ただ、やっぱり私は本来の自分を離れて今のキャラを「演じて」おり、気づかないうちに無理をしていたので、いつもどこかで居心地が悪く息苦しい感じがしてました。それがやっと先日の上司の一言で明らかになって、スッキリしたところ。
大人になっても環境に適応するため、無意識に無理したりしてしまうものなんですね。
幸い私は、基本楽しい職場で自分のキャラ設定も楽しむには適しているものだったので、鬱になったりすることはなかったですが、一歩間違えばどうなってたかわかりません。(実際に何が原因なのかわからないけれど、一度パニックっぽい症状になったことあるので)
やはり環境に合わせるのではなく、まず自分がどういう自分でありたいか(自分の前提やセルフイメージ)を先に設定して環境を選ぶことが大事なのだと改めて思いました。
人生の舵を握るのは自分。車の運転手で車酔いになる人がいないのは、自分で車をコントロールしてるからなんですって。
人生も同じで、自分がしっかりハンドル握って行き先をコントロールすれば心が乱れることもないんでしょうね。
そのコントロールに大事なのが、セルフイメージ。
セルフイメージについては最近また別の気付きがあるので、それはまた、後日!