こんばんわ、心屋カウンセラーの欧米家です。

 

先日、「人の評価」という記事を書きましたが、それにつながる話しをまたまた思い出したので書こうと思います。

 

私、今の会社に入って5年半。

 

立ち上げの時期から入社して、まだ人事制度もなにもない、ボロボロの状態から入ってるのですが、2年ぐらいたった時にやっと「人事評価」という制度が導入されました。

 

(まぁ、普通の会社だと当たり前にある制度なのですが、いかんせんできたての会社だったもので)

 

で、その制度ができたものの、私の上司の異動(厳密には退職)がとても多く、この会社に勤めて、まだ一度たりとも年度初めに「目標を立てる上司」と「それを評価する上司」が同じだったことがありません。

 

上司といっても絶対ではないもの。

 

その上司のよいと思う目標を立てさせられるのですが、評価の時期になると必ずといっていいほど、前の上司と立てた目標自体が良い評価を得ることはなく、毎年「この一年はなんだったんだろう・・・」と思う年月を過ごしてきました。

 

ある上司は目標どうこう関係なく、とても良い評価をしてくれましたし、ある上司からは全く出来てない、と言われることもありました。

 

で、実は後者の評価が以前で、前者の評価がここ1年程のもの。

 

もちろん「良くない」と評価され、自分をだめ人間扱いすることもあったのですが、私自身は仕事のスタンスもやり方も何も変わってないのに、それを「良い」と評価してくれる上司があらわれる。

 

で、ついでに言うと、「良い」と評価してくれる上司は「前の上司がしっかりと方向性を見出していなかったことが良くなかった」と、私自身に何も悪いところはなかった、と言ってくれる。

 

この経験を通じても思うのが、同じ会社にいても、上司の価値観によって自分の評価が決まるわけです。

 

自分自身は何も変わっていないのに、評価が変わる。

 

ということは、人の評価というのは絶対的ではない、ということ。

 

ただ、「良し」と評価してくれる人と一緒にいる方が、自分のパフォーマンスもますます上がるし、単純に自分もそういう人と仕事する方が気分が良くなる、というだけ。

 

もちろん、「自分は何も悪くない」と開き直り過ぎるのは良くないですが、ただただ上司の評価だけで自分を全面否定したり、卑下することはないのでは?と思うのです。

(もちろん、私自身も以前の自分を見つめ直して、もちろん反省すべき点は多々あるので)

 

どこの会社でもどんな上司の下でもNGをもらう場合は自分の改善点を見つけるのも手だとは思いますが、もし、以前しっかりとGoodの評価をもらったことのある人なら、なおさら。

 

上司も人であって、絶対的な人ではないのを念頭において、気負わず、客観的な視点をもって仕事をするのが、ストレスをためすぎない方法なのかな?とも思います。