最近、私の中では非常にびっくりな、不思議なつながりを感じることが起こりました。

私の会社は、海外に支店をもつと、人を採用したり事務所を借りたりしなくてはいけないため、海外の業務についてはすべて現地の代理店と契約して業務を行ってもらっています。

最近台湾の代理店が決まったのですが、私は代理店採用には関わらないものの、今後の現地での活動は代理店の人と一緒に協業してやっていくことになり、私が台湾へ行った際は仕事はそこのオフィスでしていくことになります。

いろいろと仕事をお願いしなくてはいけないことがあるため、「もう、決まりましたか?」と担当者に以前から進捗を聞いていたのですが、数週間前にもらった答えは「今、ほんとうに甲乙つけがたい2社で迷ってるところ。もう一度選定のため台湾に行くから待って」とのことでした。

そして数週間たち、無事代理店も決まり、現地の方が日本のオフィスへ研修にくることになりました。
で、研修のスケジュールや現地とのやりとりが私のメールにも入る様になったのですが、台湾へのメールの宛名を見て「あれ?この人。。。知ってる?」という見覚えのある名前。

思わず担当の人に「すみません、台湾の代理店の方の名刺、見せてもらえますか?」と言って名刺を引っ張りだしてきてもらうと。。。

なんと、元彼の会社でした。

アメリカの大学時代から7年間付き合っていた人で、台湾の代理店は彼のお父さんが経営しており、彼はそこで働いているんです。

台湾に住んでいた時はもちろんのこと、日本に帰ってきてからもよくオフィスへ遊びに行ったり会社の人と一緒に食事をしたりしていたので、メールの宛名にあった人はそれで知っていたんです。

もう彼とは別れてから5年。

嫌いで別れたわけではないですが、遠いしお友達付き合いも変な感じなので、ずっと疎遠になってましたが、まさかこんなところでつながるなんて!って感じです。

私は今年の4月から今の会社に入ったし、今までと職種は同じでも業種は全く違うところなので、彼もまさか私がそこで働いてるなんて知るはずもないですし、私も今の会社に入って台湾を担当することになり、「そういえば台湾の元彼はこの業種だったよなー」とふと考えて、絶対に業界ってせまいから彼の会社を台湾の代理店の人は知ってるんだろうなーっとまで想像力を働かせたことはありましたが、まさかまさかです。

私がこの仕事に5年前についてたら、きっと別れることはなかったと思うし、人生変わってただろうなーって思うと、とにかくご縁のあった人なんだなーって改めて思います。

とはいっても、もちろんもう、全然未練はないですし、彼も結婚して子供もいるはずなので、それで心が揺らぐ等は全くないです。

ただ、やはり長い期間を共に過ごしたことは良い思い出ですし、彼にはたくさんの事を教えてもらったので、彼と一緒に過ごした時間は今の私にとって必要不可欠なもの。
彼と付き合わなかったら良かった、と思うことは決してないので、時々ふと思い出すこともありましたし、うちの家族も知ってるので「○○くんは元気にしてるのかしら?」とうちの母親とか妹は時々口にしてるぐらいで、「いい子だったよねー」ってしばらく連絡をとっていない友達の話しをするように話題に出てた人でした。

今回の事を妹と両親に話しをしたら、みんな口をそろえて「ご縁だねー」と。
母親は「まー、映画みたいね!」って言ってました(笑)

で、仕事でのおつきあいになるわけですし、私が台湾へ行ってむこうのオフィスで知ってる人みんなに驚かれるのもなんなので、先に言っとこーと思って5年ぶりに電話しました。

最初は私からの電話にすごくびっくりしてました。私も少し緊張しましたし(笑)でも、ちょっとしたら、なんか、「すごいご縁でここの会社に入ってねー、しかも台湾も最後まであと1社になるかもしれなかったのにあなたの会社に決まったのよ」とかいろいろ話しをしたいことはあったのですが、向こうもちょうど東京に出張来てて、得意先と食事に行く直前であまり時間がなかったそうなので「うーん、久しぶり過ぎていっぱい話しすることあるから、じゃあまた会ったときね!」って言ったら「台湾へはいつくるの?来る日決まったら連絡して!台湾で待ってるね!」と、本当にフレンドリーな会話をすることができて、なんだかほんとに久しぶりの友達と話しをしたみたいで心がホッコリなりました。

付き合ってたときにはみえなかった、彼の優しさや、私がまだあの頃は世間知らずだったためについていけなかった彼の考え方が、今は「その通りだったなー」とか「ほんとに大切にされてたなー」って心から思えてたので、きちんと「あの時はごめんね」って言う事と、「ありがとう」って言う事を会って伝えたいなと思います。

でも、ほんとに、まさかこれから仕事で付き合っていく先が彼の会社だなんてご縁にびっくりです。
これも、私が転職しなければ起こりえなかったですし、転職しても彼の会社が選ばれなければこんなことにはならなかったですしね。
もし彼と結婚してたら、彼の会社の仕事を手伝ってた可能性も高いので、そういう意味ではどちらにしても彼の会社にもご縁があったんですね。

またまた、すべてはつながっているんだなーってことと、私はきちんと正しい道(といっても、ここで言う「正しい」に「間違い」とか「悪い」の反対語はないのですが。自分の魂の成長にとって、という意味ね)を歩んできているんだな、という安心感が広がりました。

今回の事は結構大きなびっくりですが、ほんとはいろんな事が宇宙のはからいで起きているんだなと思うと、これからどんなことが起こるんだろう?って、ワクワクしますね☆