私のココロ。
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恋の思い出・・・3


 彼と初めて旅行へ行くことになった。
友達が「行きたがっているよ」と私に先にさりげなく聞かせて
またまた私は深く考えず「まあ、いいか」と言う気持ちで(?)
いたら、後日、「ゴールデン・ウィークにどこかへ行く?」
と電話が。(始めに友達に言わせるなって)

 そんなこんなで、初めての旅行は伊豆。
新しくて綺麗でプライベートビーチもあって普段手が届かないホテル。
それが、オープン価格で行くことが出来たから、そこへ行くことになった。

 私は夜、フランス料理で気分が悪くなったけれど、
部屋のポーチからの朝日がきれいだったこと、そして冷たい潮風を
思い出す・・・。

 ちょっとした仕種を褒めてくれたり、やさしかった。

 彼は地方から出てきて学校のそばに一人で住んでいた。
そして私も一人暮らし。

 いつからかお互いの家を行ったり来たりするようになっていた。
彼が私の家から去り、ドアを閉める瞬間、寂しさに泣き崩れた。

 こんなにあったかくて優しい気持ちをくれた人って
私の周りにいなかった。でもこんなに寂しい気持ちも今まで知らなかった。

 彼も同じ気持ちと言う事を知った。(知ってしまった!)
 
 数日後、私の家に遊びに来た後に、夜、彼の車で彼の家に向かった。

 そしていつの間にか、それが日課となっていた。(なってしまった!)

  

父は私の名前も忘れたの?それとも・・・。

父に母が電話をした。

何度も母が驚いたように
娘の名前も忘れていたんだから。と言われた。

私の名前を出しても忘れているようだったと言う。
そう何度も言われ、それでも電話番号を教えておいたから
電話が来たら歳だから話してあげなね。と・・・。

悔しくて涙が出た。泣けた。

父のことでなんで今頃涙が出るんだろう。

いまさら。。。

でも私の記憶の中には人生の一部分になっている父。
悪い意味でも良い意味でも父だ。
でもあの人の人生の中で私は忘れてしまうほどの存在だった。
なんだかすごく悔しい。
母に世話になったとか、母に感謝することとは違う次元で悲しい。

ふがいない父のせいで私たちは翻弄させられた。
反省してくれとは言わない。

でも、忘却、無関心ほど罪深いものは無いと思う。

そしてそれほどに人を傷つけることも無い。

悔しくて泣ける。。。

ひどい父。。だけど名前は忘れない。
私の父親の基礎の部分。
家の基礎の部分。そこには父がいる。

12歳まで一緒だった父。

70になろうというところだけれど、フィリピンの女性と一緒になり
17歳の息子がいる。ビザが切れたいた女性で国に家族がいたけれど
ちゃんと父と籍を入れたらしい。子供もとても良い子とのこと。
それは良いこと。ふがいない父。どうしているかと心配だった。

でも、家を持って前向きなのはほっとした。


でもね。父の人生には12年間一緒だった私は
存在しなかったんだね。

12歳までの私が音を立てて崩れていく。

きっと思い出になるのかな。こんな悔しさも。

数日後、母から電話。

母は、
「照れがあったんじゃないかと思う」
「今更あんたの名前をすぐに言ってどうしてる?とは聞けなかったんじゃないの?」
と言われた。

12歳から離れ、20歳のときに母が介護の仕事で留守だったから
私が一人で引越しをしているとき
父は来て段ボール箱を買ってくれた。

でも、その料金は私から受け取っていった父。
その時、きっと新しい息子が生まれたんだろう。

でも、きっと私くらいの年齢でもう一人父に被害に遭っている女性がいる。
それは会ったことも無い母とは別の女性の間に生まれた娘。

人生、みんなそれぞれ何かをしょっている。


恋の思い出・・・2 


 その人も一人暮らし。

 彼は電話を家に引かずに、近所の友達の家に上がりこんで
電話している人・・・。

 その、上がりこんでいる先の友人宅も
一緒に、ディズニーランドへ行った、友達の一人。

 なんだか、楽しかった。

 そして、どこかへ行くといつも「優しいねえ」
と言いいながら、感動して、私を楽しませた。

 しばらくして彼は、アルバイトでもらったお金で
電話を、部屋に引いた。

 それから、私たちは毎日、電話で話した。

 春の気配の風が気持ちの良い3月初旬。

 私たちは電車に乗って花の木で有名な公園へ出かけた。

 空は晴れ渡り、とっても気持ちが良い。

 そしてその帰り道。駅まで送ってくれ、私はバスに乗り、
彼に手を振った。

 ゆっくりとバスが出る。。。

 すると、彼が追いかけてきた。

 彼が持ち上げる手に私が公園で買ったお土産が。。。

 「あ!」と思った時にはもう遅かった。

 私の家へ向かってバスは、スピードを上げて行った・・・。

 家のそばのバス停で待っていると、次のバスで
彼は、私を追いかけていた。

 そして、そのお土産を私に渡し、
「ついでだから家の前まで送るよ」
と言い、一緒に並んで歩いた。

 そして家の前で
「じゃっ」
と言って、急に顔が、ぶつかってきた・・・。

 ちがう。。。

 これがキス。

 初めてのキス。

 不器用で、ロマンチックじゃないけど
くちびるの、柔らかい感触に、ただただ驚いていた私。

 そして私の心は彼に、少しずつ、傾いて行ったのでした。。。
 
 
 

恋の思い出・・・。


 学生のころ。。。
 私は好きになると一直線。何があろうと「好き!」と体当たり。
でも、仲良くなった後に、皆1人の恋人がすでにいることに後で気がついて、泣いたりしていた。

 人生には、モテ時があると言う人がいるけど、こんな私も20歳のころ、
急に私を気に入ってくれる男の人が数人あらわれた。

 クリスマスの24日。

 女友達と男の子たちの4人でディズニーランドで遊んだ。

 そして次の日は、おなじクラブの子が横浜へドライブに行こうと言ってくれていたから付き合うことにしていた。

 今思うと、能天気だったなあとつくづく、思う。ただ遊べて嬉しいな。
それだけだった私。

 でも、ドライブへ誘ってくれた子はキザだと言われている人だった。
駅に着き、その人の車まで行くと
「ちょっと待って。」
と言ってトランクから取り出したのは薔薇の花束・・・。

 でも。そんなにありがたいことなのに、あんまり私の心は盛り上がらなかった。

 24日も25日も男の子に会う能天気さに神様が腹を立てたのか、
ドライブの途中に、どんどん私の体温が上がって行き、40度はあろうかと思うほど。

 それに加えてその人は、道に迷って到着できなかった・・・。

 そして縁は、24日に会った人に傾いた。。。

 次の日にやっぱり40度の熱を出した私。
一人暮らしだったので24日一緒だった女友人に電話をかけて
来てもらった。すると、その子は、24日一緒だった人にも連絡。
その人がすぐにお見舞いに来てくれた。

 その後女友達は買い物に行き、その人は雑誌を読んで座っていた。
その落ち着いた雰囲気に安心感を覚えた私。。。

 そしてその後、その人と付き合うことになったのでした・・・。
 

アメリカ・・・。

 アメリカ。

 アメリカってどんなイメージを持つ?

 憧れの地?心温かな思い出の地?
 それとも、苦い思い出がある場所?

 私は、なんにも感じていなかった。

 全くの別世界。。。

 こんな私も、高校のときには、洋楽に、はまりにはまった。

 きっかけはFM放送から流れるデュランデュランのハングリー・ライク・ザ・ウォルフ。

友達に「どうせ顔から入ったんでしょ」と言われる度に否定したっけ。

勉強のためにテレビを取り上げられていた頃、リビングでつけっぱなしにしておいたラジオ。

そこから流れてくる曲にビ~ン!と来て思わずリビングに走っていったのだから、曲が気に入ったのは正直なところ。


 その時は、読むのが上手、発音が上手と英語の授業で褒められたこともあった。

 それが、受験になって、全く伸びない。
周りから英語ができないと入れないよと勉強すれどもテストで伸びない。

 そのころからだった。私が洋楽を聴くだけで吐き気をも要すようになったのは。

 どうしようもないアレルギーだった・・・。


 それが。何故か、今、私はアメリカに住んでいる。

 結婚して旦那さんとなった人は転勤も無い人と思っていた。

 ところが。アメリカに工場を立ち上げるために赴任することに。

 皆は大変と言うよりも「いいなあ」と、言う。

 英語のアレルギーだった私。でも、篭ってしまったらもっと鬱になる。

 前向きに挑戦。でも、やっぱり時間もかかる。

 頭も痛くなるし、自律神経も、あぶない。。。

 それでも周りからは同じ答え・・・

 「うらやましい」「どこでも同じよぉ!」

 ふと、癒してくれる言葉をもらう権利は無いのかもと、さびしくなる。。。


 生い立ちから、自律神経をなんども壊している私。

 周りに私は、笑顔で楽天家で努力家。そう、映っている。

 私は、いつも前向きに行動している。

 小さい頃から、完璧に出来ない私は、叩かれてきた。

 でも、誰かに認めてもらいたい。背中を押してもらいたい。
 抱きしめられたい。それだけなのに・・・。

 きっとこれは甘えよ。と否定する私がいることが妙に悲しい。
  

疲れた・・・。

 
運動していなかった私が久しぶりに
家の近くの湖の周りを一周、歩いた。

 天気は快晴。風が心地よい。
湖も空と同じ青く輝いて見える。

 1時間ほど歩いただろう。

 夜になって、、、いたい。

 体中が、いたい・・・。

 運動していなかったからな

毎週火曜日は湖を1周することにきめた。

 最近、心がどんどん疲れてきていた。
運動しないでいることって心にもどんよりした空気をもたらす。
だから余計に疲れていた。

 やっぱり、運動は大切。

来週も晴れるといいな。。。 

私のココロの中


 私のココロの中には、いろんな思い出が詰まっている。

そして本当はいろいろなことを考えて迷ってさびしくて。

だけどそんなことは笑顔でごまかしてしまう私。

 でも・・・。

少しだけ、ここで書いて行こうかなと、思った。

どこかでココロがきしんでいく音がするから。

とりとめのないつぶやきばかりかもしれないけれど

私のつぶやき、誰か読んでくれるかな。。。