学校生活 52−4       慶應義塾普通部        保護者会 7月   

 

次に皆様にお知らせしておかなければならない事がございます。

 

この間の林間で1年生は帰宅時に宅急便を使いました。

 

雨がすごく、また体力的なものもありますので荷物を送って軽い形で帰宅するということになりました。

 

2年生は体力もあるので宅急便の使用はありませんでした。

 

ただ、2年生は到着の場所が少し違いまして保護者の方にご心配をおかけしました。

 それから2点お知らせを致します。

 

一点は今年の夏休みに本館の冷暖房化工事が始まります。

 

いよいよ普通部も冷暖房です。

 

これで全館冷暖房ですね。

 

今頃ですかと言われそうですね。

 

普通部はお金がないのかと言われそうですね。


本当のことをいいます。

 

ずつと拒否していたのです。

 

私が。というよりも前の部長も。

 

何故かと言いますとあの普通部のスチームラジエーター、

 

あれは本当にすばらしい物なのです。

 

空調システムになりますとフィルターをまめに交換しませんと空気が汚れますよね。

 

カビの問題、アレルギーの問題が生じますよね。

 

それに対してボイラーで炊いたラジエーター暖房は全くクリーンですね。

 

だから絶対にあれがいいと前部長も私も頑張ってエアコンを拒否していたのですが。

 

精々あれを残してクーラーを入れるという方向を考えていたのですが残念なことに、あのボイラーが壊れたら今や替えがないのです。

 

終わりですよと当局に言われてしまいました。

 

それと人件費、ボイラーを炊くにはかなりの人件費がかかります。

 

これはさすがにもうダメかなと前部長が守り通したスチーム・システムは能條でアウトです。

 

 本当に残念です。前部長は一つあれを残して置きたいと言っておられました。

 

 私も好きですよあの独特のフォルムのラジエーター。

 

いいですね。

 

しかし、そんなことで、もう時代にそぐわなくなってしましました。

 

古きを尋ねて新しきを知る普通部なのですが残念です。

 

 冷暖房化工事といっても暖房化ですね。

 

 冷がちょっと付くといた案配でしょうか。

 

基本的にはあまり、ガンガン冷やすということは致しません。

 

 寒いのは我慢なりませんが暑いのは我慢してもらいまようか。

 

 技術室はまずエアコンを付けません。

 

 相変わらず汗かいてもらいます。

 

 その方向で行きます。

 

 木の粉でフィルターが詰まってしまいますしね。

 

 しかし、つけないと美術室に逃げてします生徒がいるのです。

 

 この間も5人くらい捕まえましたが、まあ、何だかんだ理由を述べて涼みに行くみたいですね笑い話ですが。

 

 そんなことで冷暖房化工事がありますので、多少クラブ活動でご迷惑をおかけすることがございます。

 

 安全面には配慮しますが一つ宜しくお願い致します。

 それからもう一つ、これで最後です。

 

 実は名簿の件に関して少しトラブルがありました。

 

 このことには私は上手く話ができませんので主事から詳し事の顛末を語って頂きます。

 

 普通部は何でも皆様に情報は開示する学校です。そういうことがあったことは事実ですので名簿の話をしていただくことになります。本日は長々お聞きいただいてありがとうございました。

 

 

 

※ この話はあくまでも水先案内が普通部部長時代に語った話   です

 現在の慶應義塾普通部とは何ら一切の関係はありません

ps:実はボイラー取扱者の職員は私の公立中学校の教え子のお父さんでした。私にはこんな「まさか」ということが時々起こるんです。