こころのとまり木 7 花村萬月さん大病
花村さんは大病をしたらしい。
そのことは小説と断ってあるけど彼の近著「ハイドロサルファイト・コンク」に書いてあった。
何故、一度も大病をしたことがない花村さんがこんなことになったのは、これも小説と断って「対になる人」の女性の取材が原因と書いてあった。
この辺はちょっとオカルトぽい感じがする。
彼とは一度もお会いしたことはないけれども何かとご縁を感じる。
お住まいが哲学の道の近くらしいし、銀閣寺の側にある「マルギン」というスパーマーケットにもよく行かれるらしい。
ドラッグ・ストアの「ダックス」にも。
私も「マルギン」とその隣のお肉屋、銀閣寺大西には度々買い物の出かける。
もちろん、ダックスにも。
哲学の道と言えば哲学者、「善の研究」の西田幾多郎が思索した小道とされているが実際はここよりも上の方だとNHKでやっていた。
小説の中で食事はよく「キッチンなかお」という洋食店に行くとあった。
私は「なかお」ではなく、平安神宮近くのやはり人気の洋食屋「グリル子宝」に行ったことがある。
お値段は私には少々高め。
でもボリュームは満点。
ここでオムライスの大盛りを頼むのはお勧めしない。
とても食べられる分量ではない。
マスターにお水のおかわりをすると「相棒」、杉下右京の紅茶の如く華麗な手つきで水をコップに注ぐのが見られる。
花村萬月さん、ベースが好きで「俺のロック・ステディ」という本も出している。
そして私と同じくバイク好き、八ヶ岳好き、オーディオ好き。
未だかつてお会いしたことはないけど、何故か身近に感じる不思議。
こころの水先案内