もう帰る時間が迫っていた



セフ太郎は両手を広げて



👨「ギュッてしよう」



そう言った



言われるがまま、セフ太郎の胸に

身体を預けた



👨「はるかも背中に手を回して」





そうして私たちは一年ぶりに

抱き締め合った




抱き合いながら、セフ太郎は言う



👨「オレは会っている時、
目の前の女のことしか考えない。

彼女がいるけど、
はるかと会っている時ははるかの
事しか見ないよ。」



👩「でもね、、」


👩「女は、いろいろなことを考える。
セフ太郎と会っていても、彼女のこととか
いろんなことを考えてしまう生き物なの。
男のひととは違うわ。」



するとセフ太郎は急に身体を離して
こう言う



👨「男は単細胞って、か?」


👩「男と女は違うっていうことよ。」


👨「あーダメだ。
そんなこと言うからダメなんだよ」





出た



私を全否定するそのコトバ



これだ

私の自己肯定感を下げる




自分が一番正しいと思ってる




なんなんだこのオトコは。