セフ太郎というオトコは


ノーマル(何をもってノーマルと言うのか
よくわからないが)よりも少し偏った
性癖を持っていた


致すことにおいて殆どの場合はごく
普通であった

しかし、時折セフ太郎の性癖から来る
欲求をなんやかや受け入れていた
よほど嫌なら断れば済むことなのに
私の八方美人な性格がそうさせるのか
今から思えば、かなりヤバいことをして
いたものだとちょっと引いてしまう



混浴の露天風呂に隣りの県まで
入りに行ったこと
(他にも入ってる男が数人いた)


セフ太郎の友達(?)に2人の
致す所を見せたこと
(しかもセフ太郎の車の中で)


そこから分析するにあのオトコ

見せたがり?
寝取られたい?


そんな性癖を持つオトコとよく1年も
続いたものである


それでも、私を抱き締めるセフ太郎は
とても愛おしそうにしてくれたものだ




しかし、あのことだけはどうしても
許せなかったのに


私をただの性の道具として扱ったあの
行為を、私は忘れてしまったのだろうか