痛みのメカニズム
身体には色んな仕組みがあります。
その中でも
『痛み』に対して処理する
ポリモーダルさん
ってのが
全身いたるところに分布し
受容器だけでなく
(外からの刺激を受ける感覚器官)
効果器にもなって
(外からの刺激を受けた後に反応する)
ほとんどの『痛み』を
(温令・※1機械的・※2化学的)
※1機械的⇒外からの刺激 例)外傷など
※2化学的⇒体内で発生する発痛物質(いっぱい)
受けて、症状を出す
通称
『ポリモーダル受容器』
ポリモーダルの語源は
《多様な》
なので
身体の仕組みとしては
多様な刺激を処理する神経細胞
となります。
ポリモーダルさん(痛み)
の
悪循環
《その1》
同じ位置に
同じ刺激を続けてくらってしまうと
(受容器)
ポリモーダルさんの閾値(強度)が
下がり
敏感に『痛み』を感じてしまうため
めっちゃ痛く感じるw
《その2》
いっぱいある発痛物質の一部が
血管作動性物質(CGRP・サブスタンスP)
逆向きに暴走する。
(化学的)
《その3》
血管作動性物質の影響を受け
血管透過性亢進
↓
・血管拡張
・血漿漏出(浮腫・アザなど)
炎症
(効果器)
こーんな感じになりますw
逆手にとる
特に鍼灸治療なんかでは
治癒を早める目的として
傷口周辺(筋炎症など含む)の循環を良くするのに
ポリモーダルさんの働きを
逆手にとり利用しています。
それでも
強刺激になってしまうと
皮膚も筋肉も緊張し
気持ちは晴れるかもしれませんが
傷口の治癒までには
いたりませんw
ポリモーダルさんの思うツボw
ポリモーダルさんも
大切な存在
人が身体に『痛み』を覚える時は
必ず原因があります。
外傷をくらったら
くらうことになった原因
例えば
転倒して怪我をする。
↓
なぜ転倒したのか?
↓
引っかかる何かがあったから。
↓
なぜ引っかかったのか?
↓
○○のために○○の場所に行く必要があった。
↓
それだけで転倒する?
↓
急いでいた or 無意識に行動していた。
↓
なぜ急いだのか?or 無意識だったのか?
↓
○○が待ってたから
or
考え事をしてたから
・
・
・
みたいに
外傷から見える何かが
必ず存在します。
深層に思いますが
意外と会話中にヒントが
ひょいひょい
ポリモーダルさんは
身体からサインを出す
メッセンジャー
なのですよ^^
痛いのは嫌ですけどね
ポリモーダルって
発見人の名前だと思ってましたw
西洋医学の理論って
発見人の名前が
病名などにあるので
てっきり
ハハハ
終わり
最後までのおつきあい
ありがとうございます。
炎症とは縁遠い
穏やかな一日を
心の緩和ケア雲水
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