母が真顔で | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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不安障害を自ら体験し薬を使わずに自力で克服した、精神医学を学び続けるカウンセラーのブログです。
あなたの不安障害(SAD、パニック症、手や頭の震え、吃音など)の克服を、効果的かつ優しくサポートいたします。【個人セッション、グループセラピー】愛知・岐阜・三重

1/2~1/3にかけて、
富山県にある実家に行ってきました。


↓故郷の海
 

 

 

天気がよくて、海は気持ちよかったです。

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実家に届いた年賀状の、幸せそうな写真の数々を見ながら、
母が突然、真顔で私にこう言いました。

「お前って、普通の人たち(リアル充実の人たちを指す)が
味わっているような幸せを、あまり味わっていないよね」

「毎日、仕事して、勉強して、仕事して、勉強して……
何が楽しくて生きているの?」



「ぷっ」

突然の真顔の質問に、小さく吹き出しながら、
私はこう答えました。

「朝、太陽の光を浴びると幸せを感じるし、
星空を見上げると嬉しくなるよ」

※他にも嬉しいことは、一応あります(笑)



母はそれを聞いて、こう言いました。

「お前には、そんなことしかないんかい。お前が不憫でならないわ」



私(笑いながら)。

「今は別に、毎日苦悩の中で生きているわけじゃないんだけど……」

(それを聞いて、母も笑いました)



でも、考えてみると、私の30代はこうでした。

・一回目の個人事業失敗による借金返済に追われる日々。
(→親に助けられながら、数年がかりで完済)


・仕事をしながら社会不安障害の症状に悩み、
神経をすり減らすような気持ちで過ごした日々。
(→試行錯誤の末、自力で社会不安障害を克服)


・自分の中にある共依存の傾向に苦しんだ日々。
(→どん底体験の向こうに自由が広がっていた!自力で離脱・自立へ)


・途中、パチンコ依存になってしまう。
(→潜在意識を味方につけて、自力で離脱)


※社会不安障害のことなどは、母は知りません。
(何となく感じ取ってはいただろうけれど)




そんなこんなで、私の30代は悩みながら、もがきながら、
あっという間に過ぎていきました。

だから、その間、普通のリアル充実の人たちが楽しんでいるような
イベントなどは、あまり体験できていません。

「自分にはそういう体験は相応しくない」
とずっと思っていました。



でも、これが私。これが僕。

(決して不憫じゃないんだよ。泣笑)



これから、自分が落としてきたものを、
できる範囲で拾っていこうと思います。

(ただし、激しい欲求や衝動などはありません)



不安障害で悩みながらも、
幸せな家庭を築いておられる人たちはたくさんおられます。

私には、悩んでいる間はそれができなかったし、
そんな自信もなかったし、それどころでもなかった。

だから、幸せな家庭を築いておられる人たちのことを、
私は尊敬しています。

※私には離婚経験があります。(約20年前に)



とりあえず、母からの突然の真顔の質問に、
「ありのまま」の自分で答えた私でした。

「昔はよくぶつかり合っていて、こうではなかったなぁ」
ということを思い出しながら、この記事を書きました。



今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!