私はお会いしたこともお話したこともないのですが、
寂しい気持ちに包まれています。

川島さんは、16日までミュージカルに出演されていたんですね。
本当は、そんな状態ではなかったでしょうに。
女優としての生き方を貫かれた姿勢に心を打たれました。
川島さんの、その強い思いやエネルギーは、
まだこの世界に残っているのに……
川島さんご本人だけが、もういない。
寂しいですね。
今回、川島さんの女優としての姿勢や思いを拝見して、
「自分には、そこまで貫きたいものがあるだろうか?」
と考えさせられました。
私だったら、余命宣告を受けた時点で、
仕事は辞めるかもしれない。
※2013年7月に、余命1年の宣告を受けておられたそうです。
そして、治療できる可能性を探しながら、
動けるうちに色々な場所に行っておきたいと考えて、
旅に出るだろうと思います。
そうなったら、長い間会っていない友人にも会いたいな。
会って、「ありがとう」と伝えられたら、嬉しいなって思います。
離れて暮らす娘との時間も大事にしたいし、
両親との時間も大事にしたいとも思います。
貫きたい強い思いがあるというよりは、
いたって普通ですね、私は。
でも、こんな思いもあります。
もし不安障害でお悩みの方で、
どうしたらいいか分からなくなっている方がおられたら、
なるべくじっくりお話を聴きたい。
自分にできること、しっかりやっておきたい。
そんな思い、ありますね。
でもそれは、余命宣告を受けなくてもできること。
結局、今を大切に生きることが、大事だということですね。
川島さんも、毎日毎日をすごく大切に生きてこられたのだと思います。
私も見習わなくちゃと思いました。
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私が川島さんを初めて知ったのは、
川島さんが「お笑いマンガ道場」のレギュラーだった頃。
お笑いマンガ道場を拝見しながら、
かわいらしくて、頭の回転が良くて、絵が上手で、
素敵な人だなぁと思っていました。
あの頃からもう、30年くらい経つのですね。
時の流れ、速すぎますね。
「だん吉、なお美のおまけコーナー」を楽しく拝見していたのが、
まるで昨日のように感じられます。
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実は、私は川島さんにずっと親近感を感じてきました。
その理由は、人として尊敬できるというだけではなくて、
私と誕生日(月と日)が同じだからです。
私にとっては、誕生日が同じ芸能人=川島さん。
川島さんと同じ誕生日であることに、嬉しさも感じてきました。
だからきっと、なおさら寂しく感じるのですね。
全力で生を全うされた川島さん。
楽しさや感動の数々をありがとうございました。
どうぞ、安らかに。
心よりご冥福をお祈りいたします。