こんばんは。
寒くなりましたね。
エアコンの暖房をつけつつ、今日も「産業カウンセラー資格試験勉強~今晩勉強したことの中から~」シリーズで書いていきます。
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まずは、有名なマズローの5段階欲求階層説について。
人間は、無数の基本的欲求によって動機づけられているとマズローは主張しました。
そして、無数の基本的欲求の中から、特に注目したものを取り上げ、5段階に分類しました。
それは、1つの欲求が満たされれば、他の高次の欲求へと段階的に変化していくという性質のものです。(完全に変わるという意味ではなく、優位になるという意味です)
5段階の欲求の内容は、下記の通りです。
①生理的欲求
人の肉体的諸欲求であり、5タイプの中で最も強く、この欲求が満たされない限り、他の欲求が強くなることはない。
↓
②安全欲求
身体的な危険・脅威から身を守りたいという欲求。見慣れたものや既知のものなど安心を求める欲求も含まれる。
↓
③帰属(所属と愛情)欲求
集団への帰属と友情や愛情を求める欲求で、社会的欲求ともいう。
↓
④自尊欲求
自己に対する高い評価や自尊心を持ちたいと思うこと、他人から尊敬されたり認められたいと思うこと。
↓
⑤自己実現の欲求
自分の適正・能力を発揮したい、自分を成長させたいという欲求のこと。
(参考文献:産業カウンセラー養成講座テキスト)
一見すると特に違和感なく受け入れられるような気がしますが、よく考えてみると、自己実現欲求に満たされているときでも生理的欲求や安全欲求は目減りせずに存在しているような気もします。
例えば今の私。
勉強に集中していても、食事をしなければお腹がすきますし、危険にさらされれば、まず身を守ります。
なので、私にとってマズローの5段階欲求階層説は、受け入れつつも、しっくりこない部分もあるといった感じです。
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そこで登場するのが、アルダーファのERG理論。
これは、マズローの理論を修正・整理して、以下の3つの欲求に集約したものです。
①生存欲求
物質的・生理的な欲求全てを含む。飢え、賃金・労働条件などの全てに対する欲求。
②関係欲求
自分にとって重要な人達との関係を良好に保ちたいという欲求。
③成長欲求
自分の環境に創造的・生産的な影響を与えようとする欲求で、これが充足されれば人間としての充実感が得られる。
(参考文献:産業カウンセラー養成講座テキスト)
ERG理論がマズローの理論と異なる点としましては、階層になっていないこと、3つの欲求がそのまま併存可能であるということ、そして、高次の欲求が満たされないと低次の欲求に退行するということです。
ERG理論の方が、シンプルなだけあって懐が深く、しっくりくるような気がしました。(特に、3つの欲求がそのまま併存可能という点で)
マズローの理論と比較して、あまり制限を設けていないからでしょうか。
いい意味での大ざっぱな感じを受けました。(あくまで個人的な意見です)
ちょっとだけ本当かな?と思ったのは「高次の欲求が満たされないと低次の欲求に退行する」という点です。
でも当てはまる気もします。(どっちやねん 笑)
例えば、頑張っても思うように成長できなかった場合(成長欲求が満たされなかった場合)、やっぱり話を聞いてもらいたくなったり慰めてもらうと嬉しかったりすると思います。
これはやはり、成長欲求の低次である関係欲求を満たそうとする行動だと言えるのでしょうか。
でも、もともと3つの欲求は併存可能なのだから、退行ではなくもともとそこにあったのでは?と思ってしまいます。
まだまだ理解が足りていないですね。
(…というか、突っ込んではいけないポイント? 笑)
確信の持てない状態で、記事にしてごめんなさい。
これからしっかり理解していこうと思います。(成長欲求)
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さて、今日の勉強はこのくらいにして、今からWordPressサイトの原稿を書きにファミレスに行ってきます。(成長欲求と生存欲求に加えて、ひょっとすると関係欲求も含む)
今日の記事でもそうですが、いろいろ自分に当てはめて考えてみると面白いですね。
時間があっという間に過ぎていってしまいます。
でも余裕があまりないので、ほどほどにして、次の行動に移ります。
それでは!
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!