こんばんは~。
今日は、金盛浦子先生の文庫本、『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』を読んでいます。
この本には、男の子を傷つける「56の口ぐせ」と、その口ぐせがどうして男の子を傷つけるのか、そして、どう正していけばいいのかが書かれています。
私は、ちょっと趣旨が違うのですが、「56の口ぐせ」のうち、どの口ぐせに自分の心が反応するのかを試してみたくて、この本を読みました。
ちなみに、私には過去に社会不安障害を発症した経験があります。
そして、その種となったのは、子供の頃の両親との関係でした。
※こちら とこちら とこちら とこちら 参照(過去のブログ記事)
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それでは、本の中から私の心が反応した口ぐせを、引用します。
口ぐせのみ引用しますので、興味を持たれた方は、ぜひ本を読んでみてください。
一つ一つに説明がしっかり載っています。
反省するまで家の中に入れません!(P48)
あなたのためを思って言っているのよ!(P72)
子どものくせに親に向かって口ごたえするんじゃありません!(P84)
子どもが口を出すことじゃないの!(P92)
人に知られたら恥かしいわ。お母さんが笑われるのよ。(P156)
そんな甘い考えじゃ生きていけないよ!人生はきびしい戦いなのよ。(P158)
(『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』金盛浦子先生著(静山社文庫/2009)より引用)
上記の六つに私の心が反応しました。
自分の言いたいことを聴いてもらえずに、親の都合や価値観を一方的に押し付けられてきた子供の頃が思い出されます。
ただ、今となっては心の奥から湧き上がる激しい感情などはありません。
怒りも既に消え去って、親には親の事情があったことや、親もまた完璧な人間ではなく悩みを持った普通の人間であったということも理解しています。
今となっては、ただ
何もかも皆、懐かしい・・・(笑)
そんな感じです。
自分の心とずっとずっと向き合ってきて、今ではこんなに穏やかな気持ちで全てを受け入れることができるようになった。
昔の自分では、考えられなかったことだなぁと我ながら感心しています。
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心の問題は、全てがつながっています。
正しい方向に向かっていれば、全てをトータルで改善していくことができるかもしれません。
※もちろん個人差はあります。
だから、「なりたい自分像」をしっかり描いて、ロックオンして、それに向かって歩いていこうよ。
歩く前から、自分に制限をかける必要なんてない。
この症状は消えないなんて、決め付ける必要はない。(専門書にそう書いてあったとしても)
そんなインプットはいらない。
ただ、「なりたい自分像」だけをまっすぐ見つめて歩いていこうよ。
その先に、新しい未来が待っている。
あなたの今の悩みや症状が、懐かしい思い出となりますように・・・。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!
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