こんばんは~。
今日は、おのころ心平先生の『病気は才能』という本を読んでいます。
この本を読みながら、心理カウンセリングの新たな(私にとって)可能性を感じました。
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この本は、体の病気と心の関連性について書かれている本です。
そういった本は、他にもいくつも出版されているのですが、この本の素晴らしいところは、
★体の各症状に潜んでいる心の課題
★体の各症状に対する心理的アプローチ
について、本当に細かく書かれているところです。
それらのノウハウは、おのころ先生が行ってきた17年間で約2万件のカウンセリングの現場で得られたものであり、おのころ先生が実際に成果を上げてこられた手法でもあります。
「凄い!」と思いました。
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例えば、カウンセリングを受けに来たクライエントが心の症状と共に、睡眠障害や腰痛等の体の症状も訴えている場合にとても有効だと思います。
心と体の両方の症状が軽くなるように援助していくことが可能となるからです。
これはぜひ自分のカウンセリングにも活かしたいので、自分自身で体感したり実践検証しながら身に付けていきます。
また、クォンタムタッチ等のエネルギー補給技との組み合わせも考えていきます。
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ここで、おのころ先生の考え方が書かれているところをふたつ紹介します。
『カラダは潜在意識の欲求にしたがう。
病気になっても大切にしたいものが、人にはある。
そして、人は、病気を通じて獲得したいココロの変容がある。』
(『病気は才能』おのころ心平先生著(かんき出版/2011/P68)より引用)
潜在意識の欲求に従い、何かを大切にしたり心の変容を獲得するために病気になるということですね。
ということは、潜在意識が自らの体に病気になれという指令を出しているということですね。
だとすると、潜在意識に働きかけることで、指令の内容を変えれば症状も変わる。
まるで、心の症状と同じですね。
心と体の両方の症状への働きかけを同時進行させることも十分に可能だと思いました。
『現代の生活を営む私たちは、往々にして病気を「失敗」ととらえがちです。
でも、いちど「これは、人類の進化の過程を受けて立ってやってるんだ」と考えてみましょう。
病気は才能であり、進化の過程である。』
(『病気は才能』おのころ心平先生著(かんき出版/2011/P265)より引用)
”病気は才能であり、進化の過程”
病気になることで、体に新たな経験や適応力などをもたらし、それが人類の進化につながる。
そう考えると、病気は「失敗」ではないという考え方も理解できます。
心の症状については、様々な病気があり簡単には言ってはいけないと思いますが、私自身は社会不安障害を体験することができて良かったと思っています。
この本も、学び多き一冊でした
今日も、ありがとうございます!
皆さまに、嬉しいことがたくさんありますように!
↓病気に関心がある人みんなに読んでいただきたい本です。貴重なヒントが得られると思います。
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