私には、過去に社会不安障害を発症し、専門家の力を借りずに自分自身で試行錯誤をしながら10年近くかけて立ち直ってきた経験があります。
今日はその経験の中から、私自身が症状を軽くするために行ってきた方法を紹介します。
試行錯誤全体では10年近くかかりましたが、この方法を始めてからは早かったです。
今回は、あくまでも
★心理的な影響による症状に限定します。
★私の体験談であり、効果を保証するものではありません。
という前提で書きますね。
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手の震えなど、身体に現れる症状へのアプローチについてです。
私自身は、手や首の硬直及び震え、そして不安発作も解消してきましたが、もしかしたら他の身体に現れる症状(アトピーなど)にも有効かもしれませんが未確認です。
あくまでも、しっくりきた人のみ参考にしてくださいね。
※なお、人によっては、激しい感情などを直接味わうことによってフラッシュバックによる発作などを起こす恐れがありますので、くれぐれも無理はしないでくださいね。(責任は持てません。)
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【体験談:私が手の震えなどの症状を軽くするために行った方法】
①と②の両面からのアプローチをします。
①症状や感情を受け止めて許す(こちら 参照/過去のブログ記事)
★「震えるのが恐い」という予期不安に対してや、震えそうな場面にて
→「震えるのが恐いんだね。それでもいいよ。震えてもいいよ。たとえ震えても私の自尊心は揺るがないよ。震えても全然かまわないよ。」というメッセージを自分自身に伝え続ける。
※それに加えて、注意を震えに対してではなく、行おうとしていること等に向ける。
★震えた場合
→「震えたけれども、私の自尊心は揺るがないよ。全然問題ないよ。よく逃げずに行動したね。よく頑張ったね!さすがだね!」というメッセージを自分自身に伝えてあげる。
※シンプルに書きましたが、これを徹底的に繰り返します(こちら 参照/過去のブログ記事)
②身体が症状を通して伝えようとしているメッセージを聴き、受け止めて、癒す
※症状は、身体がメッセージを伝えるために起こすもの。メッセージを聴いて、受けとめて癒せば、症状を起こす必要がなくなり、症状が消失または軽減するという考え方です。
(1)症状の中に意識を入れる、または症状に寄り添って声を聴く(こちら 参照/過去のブログ記事)
★手の震えが、「気が張っている。恐くて怯えている」と言った場合
→「ずっと気が張っていたんだね。恐くて怯えていたんだね。」と、受け止めて分かってあげる。
★声がなかなか聴こえない場合
→「何を伝えたいの?」と症状に質問する。
※無言=「自由に発言ができない」というメッセージの場合もあります。
(2)声と共に出てきた感情を否定せずにそのまま味わう。または、感情にどっぷり浸からずに寄り添う。(こちら 参照/過去のブログ記事)
(3)感情と共に刷り込みの場面(トラウマが生じた場面等)が浮かんできたら、その場面にいる自分を癒してあげる。
→イメージの中で、怯えている子どもの自分が出てきたら、大人の自分が会いに行って、
・子どもの自分の話を聴いてあげる。
・子どもの自分を抱きしめたりかわいがってあげる。
・子どもの自分の望みを叶えてあげる。守ってあげる。
・子どもの自分が誰かに何かを言いたくて言えない場合は、一緒になって言ってあげる・・・など。
※私は、下記の方法でトランス状態への”入る⇔出る”を明確にしながら一日一回夜に行いました。(10~15分程度で止めること。ヤバイと思ったらすぐに止めること。不安な場合はやらないこと。)
①目を閉じて、地下に降りる5~7段程度の階段をイメージします。
②階段を降りると、そこには扉があります。
③扉を開けると、子どもの自分が待っています。
④子どもの自分を、上記のように話を聴いたり抱きしめたりしてあげます。
⑤10~15分程度経ったら、「明日また来るね!」と子どもの自分に言います。
⑥扉の外に出て、扉を閉め、階段を上まで上がります。
⑦目を開けて、日常の世界に戻ります。
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本当は、お一人お一人のお話を聴いて、症状に合わせてカスタマイズしたいところですが、ブログではそれができません。
なので、今日の内容はあくまで私の体験談ということで捉えてください。
この方法は潜在意識へのアプローチを重視して行っていたものですが、現時点での私がまとめた方法に過ぎませんのでまだまだ未完成です。
これからも進化させていきますワン!
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!