天意(あい) (『空 天翔ける歓喜の弥栄』で学ぶ②) | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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こんばんは~。


今日の夜は、昨日に引き続き『空 天翔ける歓喜の弥栄』を読んでいます。


その本の中から、「天意(あい)」というテーマを採り上げて書いていきます。


※昨日の記事(こちら 参照)に一部追記しました。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


それでは、早速引用します。



『天の意、”空”の意、それは「全員で調和して栄えていくこと」です。

あなたという”空”は、それらをぜひとも観たいと思い、それらを観じて知りたいと思ったのです。


天意は、相生(そうじょう)し、循環しつつ、全体で栄えようとする意です。

すべてを受容していきながら、ともに豊かに栄えていくことです。


愛は天意のことであって、情のことではありません。

何とかしてあげることだけが、愛だと勘違いしている人もいます。

責任感の強い人や、罪悪感の強い人は、他者に依頼されるたびに何とかしていくのですが、そうすることで、相手は自立できなくなることもあります。

(『空 天翔ける歓喜の弥栄』Manaさん 著より引用



”全員で調和して栄えていくこと”


”全てを受容していきながら、ともに豊かに栄えていくこと”


これが、天の意=愛なんですね。


※”相生”とは、五行思想における五行の互いの関係のひとつ(こちら 参照 Wikipedia)



”依頼されるたびに何とかしていくことにより、相手が自立できなくなることがある”


これは、カウンセリングにおいても大切な考え方です。


あくまで、クライエントの自立心を育てる方向に導くことが大切です。


そして、”何とかしてしまいそう”になったときには、そこにどんな「意」が込められているかに気を配る必要があります。


それについて書かれているところを引用します。



『それは共に発展しあう天意からくる振る舞いでしょうか?

それとも、相手の自立への不信、ある種のさげすみ、見下しからくる「情」からの振る舞いではないですか?


どちらにせよ、あなたの「意」に勝るものはありません。

決意、意宣り(いのり)、意思、意図・・・・・・これらに勝るものは宇宙にはないのです!

どんな「意」でしょう?


それが天の意に沿うなら、現実化は最高にスムーズです。

全員で互いに受容し、受け入れあうという「天意」に沿ったことなら、ストレートに現実が直結します。

あなたの「意」はすごくパワフルですから、天意という喜びのアクセルだけなら必ずスムーズに進みます。』

(『空 天翔ける歓喜の弥栄』Manaさん 著より引用



”「情」ではなくて「天意(=愛)」に沿った振る舞いをする”


これ、本当に大切なことですよね。


どちらにしても、相手には全部伝わると思います。


なので、クライエントと向き合うときも


★お互いの立場に、上も下も無い


★お互いに、受容しながら調和しながらともに栄えていくこと


この考え方をベースにしたいと思います。


もちろん、カウンセリングのときだけでなく、日常においても同様です。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


先日、友人に


”癒す人が癒される人(役割)をつくる”


という考え方をシェアーしてもらいました。


私は、「そうかもしれない・・・確かにそんな気もする・・・」と思いました。


その面からしても、私がクライエントに対して抱く思いや考え方はとても重要になりますね。


例えば、「クライエント=可哀想な人」という思いを抱くと、可哀想な人をつくり出す。


逆に、「クライエント=立場に上下のない、共に栄えて共に喜ぶ人」という思いを抱くと、全然違った人をつくり出し、引き寄せることになると思います。


素敵なヒントをもらっちゃいましたニコニコ



今日も、ありがとうございます!


皆さまの明日が、心温まる笑顔いっぱいの一日となりますように!



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