ココロに息吹を💖

心の整理整頓手伝い人、ハートオーガナイザーのHIROKOです。

 

「この手を取り〜線扁平上皮癌〜」のテーマは

私の母が、発症例が0.04〜7%という癌の中でも珍しい腺扁平上皮癌を告げられるまでや

その後の治療について書いています。

 

このブログを書き始めた時は、まだ母は闘病中で

私は母が治ると信じて疑いませんでしたが、

その後の闘病の結果、母は5月に天国へと旅立ちました。
10月から翌年5月までの7ヶ月間の出来事を、見守る側からの視点や思いを加えて書いていきます。
 
何故かは判りませんが、母が旅立った後
私が経験したことを書かなければいけない気がして
途中で止まっていたブログを継続して書くことにしました。
 
同じ病で闘病中の方を見守る家族、恋人、友達の方
同じ思いを共有できたり
もしかしたら何かしらのヒントがあって役立てていただけたら幸いです。

全ては偶然ではないのですから。
 
 
 
 
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日常とは、当たり前ではないということを実感した日

 

母は「食道胃接合部の腺扁平上皮癌」と告げられました。

 

腺扁平上皮癌は、とても珍しいようで

担当してくれた先生が、長らく大学病院に勤めていても10例あるかないか位で

普通のお医者さんは、この症例には会わないかもってぐらい稀らしい。

後から調べたら、胃原発の腺扁平上皮癌の発生頻度は全胃癌の0.04〜7%!

 

母の場合は、肝臓やリンパ節にも転移があって

手術はできないくらい広がっていたので

対処法としては化学療法しかない。

 

癌の腫瘍マーカーとして使われているKi67という抗体の数値が80%で

進行の早いスキルス性癌だった。

 

癌のステージは4

 


説明を聞きながら

健康に人一倍気を使っていた母が癌に

しかも、こんなに症例として珍しいものになるなんて⁉︎と

まるでドラマのような感じでした。

 

これでもか!!ってぐらいの悪いお知らせを聞くと、

残された日はどのくらいなんだろう?と

絶望的な気持ちになっても、おかしくはないんだけど

 

でも、不思議なことに

私の中に「大丈夫、これは治るから!」という、

何か判らないけど、そういう思いが湧いていて

 

癌の画像や

転移している沢山の場所を見せられて説明されても、

動揺しなかった。

 


母も、この病のことを聞いた時

「これは神様から来たんだ」と思ったそう

 

あ、ちなみに

私と母はクリスチャンです。

 

神様のご計画は、私たちには計りしれないものだけれど

それは、必ず私たちの幸せのため。

 

だから、きっとこのことも、絶対意味がある!

 

母の症例は、学会に発表できるレベルの、ものすごーく珍しいもの

それ故に、この癌にはこの治療法というように、目安となる対処法がなく

先生たちも、チームを組んで母の治療にあたるとのことでした

 

 

今、母は治療中だけれども

もし、これから同じ癌になって治療を受けられる方のために

または、そのご家族のために

母の経過が参考になってくれればと思います。

 

 

 

 

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