相馬氏が銀座《ギャラリー58》にて個展を開催しているとのことでさっそく鑑賞しに参りました。ギャラリー58は現代美術専門のギャラリーで、大御所から新進気鋭の若手作家さんが憧れる聖地です。今回の『光と色と悠久の彼方』はこれ迄の大きな作品が展示されていました!


例えば光と闇、又は男と女のように対立するものが補い合って、一つの世界を作っているように、絵画では主題と背景、図と地、補色の関係など、絵の中では互いに影響し合って全体で一つになるというもの。

相馬氏はかねてから、暗闇を背景に色のグラデーションで光を表現し、生命力や希望を表現してきた現代作家さんです。


画材はアクリル絵具とキャンバス。高い技術力に画材のマチエールをふんだんに詰め込んだように、現代アートの中でも抽象的な心象に残る作品ではないでしょうか!アートは生物です。是非是非、いまこの時代の生の瞬間を味わってください。



今週の10日(土曜日迄)開催されています。銀座のど真ん中、お近くにお越しの際は是非ご高覧くださいませ。