アプリでみると、次の便は残5席に。
職員の人に「席がなくなるのでは?」と相談したけれど、並んで待ってもらうしかない、、とのこと。
振替の手数料が有料なら、もう自分でネットで取り直しをしてしまおうと思いましたが、無料(もともとのチケット代こみでOK)だったので待つことに。
そして1時間半後、残1席に
カウンターの順番も、あと9人はいます。
何度も質問してクレーマーみたいだけど、もう一度、大丈夫か尋ねてみました。
もう泣きそうです。
が、おなじ。
ただ「前の方達は、違う用件なので大丈夫だと思います」と。
でも、ネットで座席取られちゃうかもだよね?と、もう、焦るばかり。
結局、2時間少し並び、本来の便の4時間後の便で向かいました。
並んでる方の中にはこんな方もいました。
やっと順番がきて、カウンターで「●●便に乗りたい」と伝えると、「その便は搭乗手続きを締め切りましたので」と言われてしまった男性。
その男性は「僕は並んでいる時に、時間が心配だったから、職員の人に『●●便に乗りたい』と伝えました。でも並んでお待ちくださいと言われたから、じゃあ、並んでても間に合うのだな、と思って黙って並んでいたんです」と切々と話されていました。
ですよね
待ちが長すぎて、大声で不満を言ってる人もいるなか、黙って静かに待っていたら、こんなことになっちゃった、、と怒りたい気持ちになりますよね、、、。
対応した職員さんは「●時までの出発便の方は
手を上げてください、とアナウンスしたのですが」とすごく申し訳なさそうに仰っていました。
でも、マイクを使った声は聞こえても、地声の人のアナウンスは聞こえないことも正直ありましたから。
職員のお一人おひとりは、ホントは困っているお客に寄り添って、もっと違うサービスを提供したいだろうなと。
その職員さんの申し訳なさげな顔が、ホント悲しそうで忘れられない。
圧倒的にマンパワーが足りなさすぎるように見えました。
ちゃんと寄り添ってくださった方ももちろんいらっしゃいます!
別棟から戻るバスの運転手さんは、状況を聞き取り、間違えやすいポイントを話してくれたり、不安な私を気遣ってくださった。
初めて、私の焦りをわかってもらえた気がした。
空港に戻ってきた時に最初に対応してくれた職員さんも、すごく申し訳なさそうに気遣ってくれた。
窓口で並んでいる時の、ある職員さんも私の心配を受け取り、調べたり気遣ってくれた。
どの方も、直接的解決(搭乗に間に合うとか)はしてくれていないけど、私の心配に耳を傾けてくれ、「困っているお客様」への対応を心掛けてくれた。
「自分の業務を邪魔する困ったさん」扱いではなくて。
無事に飛行するために沢山の努力をしているのに、「それは当たり前」としか評価されない世界はホント、大変だと思う。
でも、乗り遅れそうで困って「助けてー!」と思ってる人が、孤立無援な気持ちにならないよう、「ANAで良かった」と思えますように、、、。