心理カウンセラーの藤木ミホです。

当ブログは、カウンセラー開業を目指す方に多くお読みいただいております。

カウンセラー開業にあたって大切な資源（リソース）の一つに、「柔軟性」が挙げられます。

柔軟性をもう少し具体的にするなら、「上手くいかなかったら別のことをやってみる」と言えます。

上手くいかなかったら別のことをやってみると聞くと、行動レベルのことに限定されているような気がすると思います。

しかし、この言葉は、「思考」や「感情」レベルにも当てはまります。

さらに、それ以前の、「どこに意識を向けるか」という、意識レベルにも当てはまります。

今日のブログは、この意識の向けどころが原因で、カウンセラー開業がうまく進まないケースについてお伝えしたいと思います。

自信がなくて開業ができない

私は、カウンセラーを目指す方の開業支援もしており、その中で、無料相談の機会を設けています。

その際に、必ず相談に出てくるテーマがあります。

「自信がなくて開業ができない」

というものです。

自信がないという感覚は、単純に、知識や技能、訓練が不足していることを知らせてくれていることがあります。

その場合は、引き続き、知識、技能の習得のために訓練を続けていただくことが大切です。

そうではなく、今日お伝えしたいのは、十分な知識、技能を習得し、十分に訓練も積んだのにも関わらず、なぜか自信がないと感じるケースです。

十分に知識、技能の習得した、訓練もやった。

家族の理解もある。

他の仕事がある場合、その調整もできている。

ブログやホームページに取り組むことも可能。

カウンセリングのメニューもできた。

しかし、なぜか自信がないような感じがするのです。

そして、自分でもその理由がわからないのです。

このような方からのご相談が、ここ数年かなり増えてきています。

そんなときこそ、今日お伝えしている、上手くいかなかったら別のことをやってみるという切り替えが効果的になります。

また、何か別のことに意識を向けるという視点が効果的になります。

意識はどこを向いている？

まずは、「自分の意識がどこを向いているのか？」ということを確認してみる必要があります。

自信がないという場合は、「自信があるかないか」という点に意識が向いていると思います。

そして、ここで「上手くいかなかったら別のことをやってみる」という柔軟な発想を自分の中に取り入れてみてください。

自信があるかないかという点に意識が向いているならば、別のことに意識を向けることが大切です。

たとえば、

・開業に向けての計画に意識を向ける

・うまくいくビジョンに繰り返し意識を向ける

・将来のクライアントに意識を向ける

・積み重ねてきた訓練の日々に意識を向ける

・自分の中で育ててきた資源（リソース）に意識を向ける

・カウンセラーを目指した最初の動機に意識を向ける

などなどです。

もちろん、この意識を向ける先は、人によって違ってきます。

また、意識を向ける先を、時間をかけながら、セルフカウンセリングによって見出すことも可能です。

ただ、私は、こんな時こそ、プロのカウンセラーに援助を依頼する選択肢を持っていただければと思っています。

援助のプロの手を借りることで、セルフで取り組むよりも、はやく確実に自信がない状態を脱して、開業に力を注いでいくことができるからです。

さて、今日のブログは、カウンセラー開業に向けて自信がないと感じている方に、うまくいくために大切なことをお伝えしました。

ぜひご参考にしていただき、前進していただければと思います。

さいごに、今日お伝えしたような内容等を含め、カウンセラー・コーチ開業に役立つ情報を無料メルマガで配信しております。

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