「熱い心と、冷たい頭を持て」

という言葉は有名な言葉だけど、

これがなかなか難しいんじゃないかと思う。

 

若いころの自分は感情的だったし、

自意識過剰な部分があった。

 

理想が高くてそのくせ口ばかりが

先に出てしまい行動が伴っていなかった。

沢山笑われて恥ずかしくて悔しかった。

人の事ばかり非難して自分は何もしない人を

見るとすごい腹が立った。

 

冒頭の言葉に

「熱い心と、~」とあるけど、

個人的には熱すぎるのもどうなのかと思う。

だからこそバランスをとる為に「~冷たい頭を持て」と

いう言葉が続いているんだろうと思う。

 

昔の自分は自分の感情を制御できずに

人を傷つけたり、人に深入りし過ぎて

逆に自分が傷ついていた。

 

いろいろ思うことはあっても口に出さないことや

言葉を選ぶことが増えた。

ある意味では大人になったと言えるし、

別の見方をすると若いころの情熱が無くなってきたんだと思う。

 

人は年をとればとるほど、情熱が衰える。

現実を知ってあきらめがつきやすくなると言った方が

正しいのかもしれない。

 

お世話になった人にも30歳手前に言われた。

30歳を超えるといっきに情熱が落ちるから

自分の中でガソリンを常に入れるようにしていかないと

なかなか物事は続かないと。

 

情熱は熱い冷たいではなく、

適度に持っていた方がいいと今は

個人的には思ってる。