ある通販サイトで商品を売った時の話し。
お客さんからのレビューで「ピンコードが付属していれば嬉しかった」とあった。
商品説明にはきちんと説明文で付属物を明記していたので、
ようするにお客さんが商品説明をよく読まずに購入したということだ。
だからといってお客さんを否定したい訳ではない。
僕が言いたいのは、こういった不満がやがて自分(お客さん)のデメリットとして、
ブーメランで返ってくることはこれからの時代ありえるという話し。
どういうことかというと、例えばこういった場合
普通の人は「もっと工夫したり、付属品付けてあげればいいんじゃない?」と
いうだろう。じゃあ、それによってその出品者ははたして儲かるのだろうか?
答えは必ずしもそうならないということだ。
ものを売ったり、サービスを提供したりしていれば、
売ってる人、提供している人から見て儲けが割りに合うかということは
すごく大切だと思う。
ようするにそういった不満を言われた相手はどうするか?
売るのを辞めることもありえるということ。
辞めても困らないことなら、誰だって辞めるでしょ?
辞めたらどうなるか?
残っている人が儲かる→残っている人が少なくなるから商品価格が高くなる。
こういうことに繋がっていく。
よく高値で売っている人を批判する人がいるけど、
それは誰が原因なのかということを考えた方がいい。
これからの時代、どんどん通信の世界も規制が入るから
厳しくなっていく。だから、規制に合わせた手間やコストがかかるから
商品価格は自然と上がる。その規制のおかげで
淘汰される企業が増えて、より少数の企業が儲けを出し
結果的に競争原理機能が低下するので、質の向上の減少、価格が割高になっていく。
不満を言わないことがいいことだってあるという話し。