Shinya Kondo Official Blog 『ココログ』

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本格足湯をもっと身近な場所で体験してもらうための活動を
高齢者のための住まい探しのお手伝いや生活サポートを
起業・経営に関する日々の気付きを
大好きな歴史、広島カープに関するつぶやきを

そんな心の声が盛り沢山なブログ=『ココログ』

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引き続き、司馬遼太郎の作品です。

前回の関ヶ原から続く、徳川家康クライマックスであり、豊臣家の最終章である、
大坂冬の陣・夏の陣を描いた物語が城塞です。

関ヶ原で徳川の政権移動が確定し、その後の話はあまり知らない人も多いと思います。
実際私も、戦国時代の覇者が決まった後の歴史に興味を持ってませんでした。

しかし、この本も相当面白い。

大きな視点でいうと
①家康 ②豊臣家縁の大名 ③豊臣家 ④関ヶ原以降の浪人
この4つのグループの人間模様です。
時代の変換期・重大期の各人物の行動は本当に興味が尽きません。

恒例の見どころといいますか、私が面白いと思った点を書きます。

●とにかく家康という人物の大きさ

この時期の家康の歴戦の経験、政治力、陰謀、展開力、戦略眼、戦術眼、情報分析力、人心掌握力、演技力などどれをとってもずば抜けています。
もはや怪物と言っても過言ではないです。
自分の存在のみで徳川幕府が成立している危うさ(2代目秀忠の凡庸のため)の中で、家康自身が長生きすることが徳川幕府を延命させる手立てであり、自分が生きているうちにどうしてもその徳川幕府を倒し得る唯一の存在である豊臣秀頼を殺すことを最重要事項として常に戦略の中に置いてすべてを仕組んでいます。
しかも、人心の誹りを受けないようにいかに巧妙に豊臣家を滅亡させるかを徹底的に考え抜いている点もまったく抜かりがないです。
結果的には、いわゆる因縁以外何物でもないのですが・・・・。
特に一番すごいのは、大阪城の堀を埋めて、数十万の大軍で取り囲んでもなお、その勝利をおごることなく、勝利を確実にするための謀略を打つ。
家康を老獪であり陰湿と後世言われる所以でもありますが、その徹底ぶりは見習うところが大きいです。
現代の社会生活でも間違いなく役立ちます。

●将たる者の資質とは

常々、私が考えるのが、将(=人の上に立つ者)の在り方です。
大阪冬の陣・夏の陣での対象としての資質を持って描かれているのは、大阪方が多いです。
真田幸村、後藤又兵衛、毛利勝永など、いわゆる関ヶ原後の牢人たちです。
しかし、それを束ねる大坂方が淀殿を中心とした女性が主導権を握っており、その取り巻きは淀殿の取り巻きの女性の息子たちです。
いわゆる、実力ではなく縁故による権力集中。
今も昔もコレは良くない。
秀頼を囲む面々がそうであれば、いかに優秀な実戦指揮者がいても、勝てる戦も勝てない。
結果自ら死を招く結果となる。

徳川勢も同じで、優秀な実戦指揮者である本田忠勝や井伊直政、榊原康政などの戦国の生き残りはすでにこの世になく、官僚的な人材が抜擢され、最強とまで言われた三河武士団はすでにない状況で戦場に向かう。
結果、散々大阪方に叩かれるも、数十倍の戦力なので数の理論で圧倒する訳です。

将にも局地的な戦闘で力を発揮する戦術家や大局的な面を発揮する政略家など色々なタイプがいます。
不適な配置や煩悩の者が将になることこそ百害あって一利なし。
権力や政治、年功ではなく、客観的に冷静に適材適所を行うことの重要性に歴史はいつも気づかせてくれます。

他にも伝えたいことがたくさんありますが、既にまとまりがない。
夜も更けてきて頭も回らない状況となってきました。
言いたいこともよくまとまらず分からなくなってきました。
やはり作品を見てもらうしかないですね。

最後に。多くを学ばせてくれる、歴史はやはり偉大です。


12月9日日比谷公会堂にて盛大なフィナーレを迎えた介護甲子園
本当に素晴らしいイベントです。
本番

※当日の風景。運営や舞台に引き込まれて、まったく撮影はできませんでした。

第一回からボランティアとして関わっていますが、
介護業界の未来が変わっていくそんな瞬間に出会えます。

「1人の100歩ではなく、100人の1歩こそが介護の未来のために大事であり、
ここ日比谷公会堂にいる2000人の1歩は確実に介護から日本を変える力がある。」

そんな趣旨の発言をした理事長の左さん。
普段は若旦那風な方ですが、さすが理事長。
年々、その存在感がスケールアップし続けていて、ちょっと感動です。

左さん
※ちなみに今回は左さんのSP(世話人?)的な立場で一日隣で過ごしました。


決勝まで勝ち上がった事業所、観戦に来てくれた方々、そして舞台裏で支えるスタッフ。
多くの方の想いに触れることができ、貴重な機会でした。

介護は誰もが必ず通る道。
介護の仕事に関わる人々が輝けるような業界にしなければならない!
1人のスーパーマンではなく、多くの志の高い人々を増やすことで、日本は変わる。

介護を本気で考えている志の高い方々が本当に多くいらっしゃいます。
もっともっとそういう方々にスポットライトを当て、誇れる仕事にしたい!

そんな様々な想いの中で、介護甲子園は開催されています。

多くの介護スタッフたちの悩みや苦痛。
現実と理想のギャップ。
それでも乗り越えて本当の姿を取り戻した多くの事例がありました。
発表事業所のスタッフの行動は本当に称賛されるものです。

私は介護の仕事を直接しているわけではないので、本当の気持ちは分からないかもしれません。
それでも、自分でもやれることがある。成長のきっかけを与えられるそんな存在でありたいとも思います。

もっともっと多くの方に知ってもらい、その同志の輪を広げられるよう、
次回以降も取り組みたいです!

※個々の発表事業所の詳細はDVDも発売されるので、そちらで見てください。
 語るよりも直接見て、感じてもらいたいです。
 

練習

※リハーサルの風景

image

※当日のスタッフのミーティングの風景
2013年新春に、国分寺市で高齢者向けのセミナー&相談会を開催します。
来年からは地域密着の高齢者サポートをしていきます。
※前回報告した日程が変更となっていますのでお気を付けください

2013年1月29日(火) 
9:00~12:00 
国分寺市本町・南町地域センター/会議室

国分寺市南町3-21-1ブロードアベニュー国分寺101号室

2013年1月30日(水) 

13:30~17:00 
国分寺市いずみホール/会議室

国分寺市泉町3-36-12

2013年2月6日(水) 
13:30~17:00 
国分寺市福祉センター/視聴覚室
国分寺市戸倉4-14

※地図の詳細は、国分寺市役所のHPから探せます。
  ⇒
国分寺市施設案内ページ

長寿社会となった日本では、元気な高齢者も介護に関わる可能性が非常に高くなっています。
どうやって介護と付き合っていくのか、どう過ごしていくのか、有料老人ホームの選び方など、住まいを中心のテーマとして、色々と高齢者のためになる内容を盛り込んでいきます。
司法書士の先生などゲストスピーカーも予定しているので、楽しみにしてください。
※セミナーと相談会の二部構成となります。

詳細は決まり次第告知いたしますので、しばらくお待ちください。

ご興味ある方は、是非ご参加ください。

※12月14日文京区シビックセンターで開催予定のセミナー・相談会は延期となりました。

最近、ブログもご無沙汰にしてしまい、反省すべきはありますが、
今回は超オススメのこの本

関ヶ原 上中下 司馬遼太郎 

名作と言われて久しいこの本が親父の本棚にあることは20年前から知っていたが、
何故か読まずにいた本でした。

もう十分関が原は知ってるよ、と舐めていた私。
ごめんなさい。
関ヶ原の戦いは奥が深い。

両軍の対象である石田三成と徳川家康を中心に、物語は進みます。
特に面白いのが、権力の移り変わりにともなう大名たちの生き様。
大切なのは、義なのか、利なのか。それとも、譲れないこだわりなのか。
まさに十人十色。
そして、その十人十色の大名を巧妙に操る徳川家康の陰謀。
大名の能力、器、家、恩顧などが交わり、日本史上最大の合戦へと向かっていく、
まさに戦国時代のクライマックスです。

これは本当に読み応えありました。

また、実際に、今の社会でも当てはまること多いです。
企業人としても、起業人としても、どちらの立場からでも見ることができます。

・歴史の節目での家を左右する判断力、駆け引き、政治力。
・戦国を生き抜く知恵
・時代によって必要とされる力(武将と官僚)、そして新旧の軋轢
・天下を治めるための周到な策、適材適所、演技力
・次世代の人物を見抜く力
・両勢力どっちへ転んでも家が生き残るための万全な手配
・将器の測り方、器を理解した生き様の選択

など、どれを取ってもどの立場からでも学べる本です。

最後に、ぜひ読みながら自分がどの人物に近いのか?もしくはなりたいのか?
そして、似ているのか?この時代の転換期で自分がいたらどうしているのか?

こんな視点で読むと面白いです。

ちなみに、私はやっぱり西軍側の人間かなぁと思います。
利よりも義を重きを置くからです。

一番近いのは、石田三成の友人であり、負ける戦と知りつつ、最後まで善戦した、大谷吉継だと感じています。
何といっても生き様もカッコイイです。
結局は負け組なんですが、でも男です。

ほかに好きな武将は、
・人質時代から一緒にいる家康のために伏見城で討ち死にした鳥居元忠。
・三成に過ぎたるものが佐和山城ともう一つあると天下で言われていた、島左近。

長くなりましたが、とにかくぜひ読んでみてください。


年末に向けた最後の大イベントである第二回介護甲子園 の開催まで、
いよいよ、10日後となりました。


12月9日(日)13:00~17:30

日比谷公会堂


事前購入チケットは3,000円、当日チケットは4,200円です。

会場には2,000人入ることが出来、現在、全国各地から観戦のお申込みをいただいています。

昨年の第一回目は約1,300人の動員でしたので、今年の第二回は2,000人で埋め尽くされるようになって欲しいと思います。


参加事業所は、本番に向け、台本作成と練習準備に一生懸命頑張っています。

すでに台本は完成間近の状態であり、事前確認していますが、昨年以上の感動と興奮のイベントとなること間違いないと聞いています。


関わっている人間として若干手前味噌ではありますが、
損させない自信のあるイベントですでの、一人でも多くの方にご来場頂きたいです。


観戦のお申込みはこちらからです。


ちなみに、第二回介護甲子園の開催に向け、左理事長がCBニュースさんの取材を受け、記事掲載されています。


第二回介護甲子園CBニュースはこちらです。


泣いても笑っても後2週間!!

最後まで全速力です!



新たにセミナー・相談会を2つ開催することが決まりました。

2012年12月14日(金)
10:00~12:00
文京区シビックセンター


2013年1月16日(水) 
13:00~17:00 
国分寺市いずみホール


前回好評だった有料老人ホームの選び方や新たな住まい探しのコツなど、
皆さんが興味を持ってもらえるような内容にしていきます。
詳細はこれから決めていきますので、ご期待ください。
分かり次第改めてご報告します。

ご興味ある方は是非ご参加ください。


こんにちは。

すっかり秋めいてきました。
そして、ブログもご無沙汰となっておりました。

ここで、一つご報告です。

10月をもちまして、運営拠点を六本木から国分寺へ変更しました。

関東一円でご相談できるようにと都心中央に構えていましたが、
今後は東京、埼玉、神奈川のお客様を中心にサポートしてまいります。
そのために東京西部に拠点変更をさせていただきました。

引き続きよろしくお願いします。


これまた先輩社長から借りた本

photo:01



かなり表紙も斬新で、キャチーな感じ。
作者も凄い人らしいのですが、
ボブ田中と若手芸人のような名前で半信半疑で読んみました。
いやはや勉強になりました。
カルタ風にしてアイディアの出力方法を53編み出しています。
そのうちの何個か選んで紹介します。

「いつもの道、一人で行けば文殊の知恵」
これは新しいなと。雑談で終わらすよりも周囲に気を配れる一人の方がアイディアが生まれるそうです。

「ルール破りは名前から」
堅苦しい名前やよくある名前はやる気が出ないし、ゴールが不明確だから、
アイディアのある名前をつけることで成果が取れるというもの。
コレって分かっててもなんだかんだできないんですよね。
平凡で普通なネーミングに、周りを見てしちゃったりして。
ここは思い切ってやるべきなんだと強く思いました。

「列挙するは及ばざるが如し」
これもよくやっちゃうことです。
多く伝えよう、よく見られようと余計な言葉が増えて、訳わからない。
良くあることだと思います。
いつでも、シンプルイズベストを目指したいものです。

「あれ?は身を助ける」
これ私は凄く意識してることなんですが、本当に大事です。
日常の生活のあれ?ってこと多いですよね。
何であの色?何でこの言葉?何でこんなに空いてるの?
何で?なんで?ナンデ?
でも、まったく気にならない人って本当に多いです。
多くの気づきが成長に繋がるので、絶対あれ?をたくさん見つけ、その答えを聞いたり、自分なりに出す癖はつけた方がいいですね。

こんな感じで結構当たり前のようで出来てない、日常すぐに取り組めることがたくさんあって読みやすかったです!

オススメしておきます。
先日は世界有数の在宅介護事業者である
ライトアッットホーム社の創業者アレン・ヘイガーが語る
「アメリカ介護最前線を知る」というセミナーに参加してきました。

アメリカでも同様に高齢化社会が進んでいるようです。
顧客のニーズを探り、ニーズを叶え続けることで発展してきた会社で、
日本でのマスターフランチャイズを探しているとのことでした。

アメリカでも、日本でも介護における本質的なニーズは大きくは変わらない。
そんな話もされていました。

さて、数ある話の中でも気になったのが、アメリカの介護の現状。

日本同様の様相です。

①介護者の介護時間と精神状態

・家族の世話をする介護人は、週平均20時間介護に費やしている。
 そのうち13%は週に40時間介護に費やしている。
・家族の世話をする介護人のうち、40~70%が明らかなうつ病の症状を発生している。
 そのうちの25~50%が重度のうつ病の判断基準を満たしている。

②介護者のキャリア(仕事)

・18歳以上の家族を世話する介護人の73%が、介護をする一方、現在働いているか、以前働いていたことがある。
・そのうちの66%が、出勤時間が遅れる、仕事を辞めざる得ないなど、仕事面で何らかの調整が迫られている。
・また5人に1人が、休職せざる得ない状況に追い込まれている

やはり、介護を取り巻く問題は全世界的です。

介護とどう付き合うのか?介護と家族の距離感は?介護する家族はどうすべきか?

ここに答えはなくしっかりと自分の中でまずは考えをまとめ、
家族と共有し、自分たちの答えを見つけ出すことが必要でしょう。

その助けとなれる存在であろうと改めて思います。


今日は10月1日。

私の33回目の誕生日であるが、
それよりも起業して3年目を迎えることの方がウエイトが大きいのです。

ということで、振り返りチックな意気込みチックな想いを綴っていきます。

社会人になってから独立したいなぁと漠然に思っていた、20代前半。
それに近づこうと考え転職するも、英断ができなかった20代後半。
そして、ついに31歳の誕生日に独立して、早2年。

1年目は、勢いと負けん気、そして人とのご縁
2年目は、その1年目の貯金

当然頑張ってビジネスをしてきたので、その間いろんな出来事があったが、
正直まとめてしまうとそんな気がしている。

3年もつ企業は少ないと言われるが、
実際に起業してみて、その言葉の意味が分かった気がする。

今日を持って3年目を迎えるわけだが、
これまでと同じじゃいけないと強く意識している。

これからずっと続く企業=認められる会社になるためには、
ビジョンや事業計画性を明確にしなくてはならない。

今までなかったのか?と叱責されればそれまでだが、
本当の意味のビジョンや事業計画ではなかったと改めて自省している。
実際何か使命感のような突き動かされるものを持っていなかった。
常にこれで良いのかの自問自答。
自問自答の生き方はやはり推進力が落ちる。

とはいえ、たかが2年も、されど2年。
この経験の中で培ってきたものがあるからこそ、次に繋げられるモノが大きいと信じている。
この2年で得られたものの多さは半端ない。

世の中にはすごい会社、素晴らしい人物はたくさん存在する。
そんな存在と比較するのではなく、
自分という個性の中でズンズン突き進んでいく強さをもっと磨きたい。

そんな、勝負の3年目。
性格的にプレッシャーを与えてようやく人並みの緊張感。
将来の生きる道が今年で決まるような予感がしている。

今日からまたスタートライン。