萩野酒造見学 | 日本酒と和食のお店 ”銀座 こころん”女将ブログ

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日本酒35種と函館からの旬の食材を楽しめるお店
”銀座 こころん”の女将が日本酒のご紹介と共に
日々を思うままにに綴ります

大人の隠れ家 銀座こころん 女将のYASUKOです。
 
先週末は宮城に蔵見学巡りに行って参りました。
まず訪問したのは「萩の鶴」「日輪田」の銘柄で知られる萩野酒造
 こちらは岩手県との県境のの栗原市にあります。
 
最初に専務の曜平さんの講義を受けて…
蔵見学開始!
 
こちらは2012年に新蔵が出来るまで使われていた旧蔵です。
 
以前使われていた釜です。
現在は貯蔵庫として使われています。
 
こちらが2012年に建てられた新蔵。
かなり機械化も図られ、現代的な造りとなっており、蔵と言うよりは清潔で工場的な感じです。
 
とにかく上質な普段着のイメージで造られているこちらのお酒を造るのには使うもの全ての物を清潔に保つ事を第一に心掛けているとの事で、洗濯機にもこだわりが!
 
そして、蔵内も清潔に保つを心掛けている為、いかに汚さないかを配慮して動線を考え、蒸し米を運び易く、麹室は隣接して配置したそうです。
 
こちらのタンクには只今、仕込み真っ只中の様々な醪が醸されています。
 
日にちが進むにつれてお米感が無くなっていきます。
 
 
12日目の物を試飲させて頂きました。
既にアルコール度数も上がってきています。
 
こちらの蔵は絞りはこちらの機械を使って絞ります。
やはりこちらもこまめに洗濯をして清潔に保つ事に拘っています。
 
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瓶詰めはこちらの機械で火入れと冷却も同時に行われます。
 
もう一つのこだわりは常にその時その時の状態を正確に把握しておくために綿密なデータを常に取る事だそうです。
 
こちらが自社所有地の山から敷地内に引き込まれている湧水です。

曜平さんがおっしゃる、飾らない上質なお酒を丁寧に造ると言う思いが端々に伝わって参りました。
 
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勿論、試飲もしっかりさせて頂きました。
 
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萩の鶴 こたつ猫 純米吟醸 生原酒
 
只今、当店ではこちらのお酒がお飲みいただけます。
フルティーで爽やかな微発泡感を感じる喉越しの良いお酒です。
どうぞ、お試しを!

曜平さん、そして萩野酒造の皆さま、お忙しい時期にご丁寧にご対応頂きありがとうございました。