兄の愛犬 | 茉莉佳のブログ

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言語化で自分の気持ちを見え~る化

わが家には
一匹だけ 愛犬がいた

雑種
もらわれて来た時
鳴いて近所迷惑なので
父が抱いて寝た

兄が犬を怖がらないように
飼ったらしい

私の記憶は
父のひざで
縁側で吠えられただけ

小学校から帰る兄を
社宅の入り口に座って待ってた

兄が4年生ころ
転勤になった
次の家は 犬が飼えなかった

ご近所の仲良しのお宅にもらわれていった

引っ越しの前夜
初めて 遠吠えした

わが家が引っ越して行った夜
また 遠吠えをして
朝 冷たくなっていたと

わが家では
二度と 犬は飼わないことが決まった

私は赤ちゃんで
吠えられた縁側以外は
聞いた記憶

私は犬が怖いままに…