3年前から楽しみに聞いていた
「ごごカフェ」が終了してしまいました。
NHKのラジオ番組で、主に今はフリーになられた武内陶子アナウンサーがカフェの店長としてお話されていました。
聞き始めたきっかけは、実家にいたとき父が聞いて大笑いしていたのを、隣の部屋で耳にしたことでした。
そんなに楽しいなら、と聞き始めました。
(のちにそれは、その日のゲストが脳科学者の方で「笑うと脳が活性化されるが、ウソ笑いでも脳には区別ができない」という話を聞いて父が実行したものと判明しました)
お昼の12時半〜16時までの放送(国会があると30分だけになる)の中で様々なテーマが扱われるのですが、14時台のゲストのコーナーが割と好きでした(カランカラン、と音がしてゲストが来店される)。
誰もが名前を聞いたことのある方のお話も楽しかったですが、そんな専門家がいるの?という方がゲストのこともあり、これがユニークでした。
例えば時計愛好家の方が日本中のからくり時計を紹介されていたり、架空の街を作る仕事をされている方、独自の奏法で作中曲で引っ張りだこになったフルート奏者の方、世界の様々な国歌を紹介された国歌研究家の方の回などが印象に残っています。
好き、という思いは世界を広げてくれる、そんなことを思いました。
陶子さんのトークから伝わる賢さ、明るさ、強さに魅せられながら聞いていました。
終了はもちろんさみしいのですが、どこかカラッとした新たな旅立ちを感じさせる終わり方で、あなたも次へ進みなさい、と言われているような気持ちになりました。
店長を務めたアナウンサーの方々、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
ラジオはこれからも楽しみたいと思います。